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EMIとEMSノイズ特性

 

部品の電子化、高密度化でノイズ環境はますます悪化しており、センサなど微小な信号を増幅するオペアンプにとってもノイズ対策は大きな課題になっています。
近年ではノイズに対応したオペアンプも多くラインアップされ、その需要も増えています。ここでは、これらノイズの定義に関して説明します

ノイズの定義

一般的にノイズはEMC(Electromagnetic Compatibility <電磁両立性>)と呼ばれており、ノイズによって他の機器に妨害を与えず、他の機器からノイズ妨害を受けても本来の性能を維持するという両方の性能を意味します。しかし、具体的な現場で使われる場合はEMCから分類される、EMIEMSという2種類の表現を用います。

レイズの定義

EMI 電磁妨害

EMIは対象とする製品を動作させることにより、どれだけノイズを発生し周辺のICやシステムに不具合を及ぼすかという指標の意味で用いられます。「EMI特性が良い」という事は、ノイズの発生が少ないという事を意味します。
オペアンプの持つノイズは入力換算雑音電圧と呼ばれ、回路・プロセスの要因で発生します。このノイズは信号増幅の際に誤差電圧となり増幅の精度に影響します。

オペアンプが出すノイズの影響:イメージ図

ロームでは低ノイズオペアンプを多数ラインアップしています。詳しくは製品ページにてご確認ください。

 >高性能CMOSグランドセンスローノイズオペアンプ (製品検索)

 >ローノイズオペアンプ (製品検索)

EMS 電磁感受性

外乱ノイズはICやセットの誤動作の原因となります。
EMSは対象とする製品が外乱ノイズを受けても誤動作を起こさない能力・耐性の指標として用いられます。よって「EMS特性が良い」という事は、ノイズの影響を受けにくいという事を意味します。
オペアンプの業界的に、「EMS特性が良くノイズの影響を受けにくい」という事を、外部ノイズの電磁妨害(EMI)に対して高い耐性を持つという意味から「高EMI耐量」と表現しています。

「EMS特性が良い」 = 「高EMI耐量」

すなわち、高EMI耐量オペアンプとは、外部ノイズの影響を受けにくいオペアンプという意味となります。

外外乱ノイズの影響:イメージ図

ロームでは高EMI耐量オペアンプもラインアップしております。詳しくは製品ページにてご確認ください。

 >高EMI耐量グランドセンスオペアンプ (製品検索)

 >高EMI耐量Rail-to-Railオペアンプ (製品検索)

次ページは、オペアンプの代表的なパラメータ 増幅率と電圧利得 について説明します。

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