機能安全

近年、自動車分野では自動運転の技術革新が急激に進んでおり、同時に、万が一の際に事故の未然防止に貢献する機能(機能安全)や、機能安全を標準化するISO 26262のような規格が必要とされるようなってきました。自動車メーカー(OEM)だけでなく車載電装メーカー(Tier1)でも機能安全対応を進めている企業が増えており、国際的に機能安全は避けて通れないものになっています。
自動車の電気・電子システムに関する「機能安全」の規格であるISO 26262は、2011年11月に1st Editionが制定され、2018年12月に2nd Editionへ改訂されました。

ロームの機能安全への取り組み

ロームは、ISO 26262のプロセス構築を2015年から開始し、約2年半後の2018年3月にドイツの第3者認証機関であるTÜV RheinlandからISO 26262のプロセス認証を取得しました。つまり、ロームのISO 26262プロセスは、ISO 26262規格に準拠したプロセスであることが認められています。コンサルタントなどの助言を受けながらプロセス構築するのが一般的ですが、ロームでは規格の理解・勉強を兼ねてワークショップを何度も開催することで方向性をあわせ、規格に準拠したプロセス構築を達成しています。

ISO 26262のプロセス認証

提供可能な機能安全関連の帳票類

ロームの機能安全製品のカテゴリは3種類となります。

FS process compliant
記載したASILレベルに準拠したISO 26262対応プロセスで開発したLSIであることを示します。
FS mechanism implemented
記載しているASILレベルに必要な安全機構を搭載したLSIであることを示します。
FS supportive
車載向けに開発したLSIで、機能安全に関する安全分析のサポートをすることが可能であることを示します。

提供資料一覧

FS process compliant FS mechanism implemented FS supportive
IATF16949 プロセス対応
ISO 26262 プロセス対応
FMEA
FIT
FMEDA ✓※
Safety manual

※FS supportiveのFMEDAにはハードウェアアーキテクチャメトリック等の分析は含みません。