製品概要
ワイヤレス給電LSI
13.56MHz (NFC)
概 要
LAPIS TECHNOLOGY™を使った13.56㎒ ワイヤレス給電LSIは、電力伝送に13.56㎒を活用したワイヤレス給電用LSIで、この帯域を使用することによって、アンテナの小型化が可能となり、アンテナの実装スペースに制約のあるリストバンド型血圧計や、スマートウォッチや補聴器等小型機器のコネクタレス化が可能となります。
受電用LSIは最大1Wのワイヤレス給電に対応しており、WL-CSPの小型パッケージと信頼性の高いQFNパッケージで提供します。
送電LSIは、受電デバイスの脱着検出、送電出力レベルの設定など送電に必要な機能を1チップに統合しています。これにより、外付けマイコンが不要となり、世界最小レベルの実装スペースで小型機器へのワイヤレス給電が可能です。
製品紹介動画
13.56HMz ワイヤレス給電LSI ソリューション
「ML763x/ML766x」のご紹介
2018年6月29日開催
13.56MHz (NFC) ワイヤレス給電セミナー
ダイジェスト版 動画
2018、エンベデッドテクノロジー展 エンジニア プレゼンテーション
ウェアラブル機器に最適「13.56MHzワイヤレス給電チップセット」
13.56HMz ワイヤレス給電LSI ソリューション
「ML763x/ML766x」のご紹介
2018年6月29日開催
13.56MHz (NFC) ワイヤレス給電セミナー
ダイジェスト版 動画
2018、エンベデッドテクノロジー展 エンジニア プレゼンテーション
ウェアラブル機器に最適「13.56MHzワイヤレス給電チップセット」
製品特長
特長1極小チップに受電機能搭載、ソフトウェア内蔵で開発不要
受電LSIは受電機能を小型のWL-CSPパッケージ又は、信頼性の高いQFNパッケージに搭載しております。
また受電LSI、送電LSI共にソフトウェアを搭載しており、プログラム開発が不要です。ユーザ個別設定はローム提供のPCツールからコンフィグレーション可能です。
特長2NFC Forum Type3 Tag v1.0 機能搭載
受電LSIにはNFC Forum Type3 Tag機能を搭載しています。
本機能は内蔵の496ByteのData Flashにあらかじめ書かれた固定データが NDEF形式※ で読めるROM機能となっています。またTagデータを通じて外部NFCリーダーライタと通信することも可能です。
NDEF形式 : 【 NFC Data Exchange Format 】NFCでデータのやり取りをする際に使われるデータフォーマット。
特長35V駆動でシステム全体のモバイル化を実現
特長4送電電力の最適化機能
送電LSIは送電電力を調整する機能を備えています。
一方受電LSIは内蔵ADCにより整流後の電圧と内蔵シャントレギュレータに流れる不要電流から給電量の過不足を判断し、その情報を送電LSIへ通知することで送電LSIは不要な送電電力を排除し、送電量を最適化することができます。
特長5異物検出機能と脱着検出機能により、高安全性
適用アプリケーション
LAPIS TECHNOLOGY™を使った13.56㎒ ワイヤレス給電LSIは、200mAh程度の2次電池を持つ電子ペンや補聴器などの小型デバイスのワイヤレス給電システム構築に最適です 。
LAPIS TECHNOLOGY™は、ローム株式会社の商標または登録商標です。