車載マイコン (32bit)

車載マイコン (32bit)

Lapis

ラピステクノロジーの車載マイコンには、 Arm® Cortex®-M0+を搭載した ML63Q8000グループがあり、ソフトウェア制御なしでペリフェラルの連係動作が可能な独自のシーケンサHLC(Hardware Linkage Controller)を搭載し、高精度な制御、センシングを実現可能であり、車載センサ・アクチュエータ制御に最適です。
このHLCにより、ボディ制御系ECU向けマイコンのコスト増加を抑制しつつ、高精度な制御、センシングを実現することに貢献します。
また、高速通信プロトコルCAN-FDに対応し、機能安全ISO26262のASIL-Bをターゲットとする車載システムをサポートします。

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      製品概要

       

      車載マイコン (32bit)

      HLCとは、「Hardware Linkage Controller」の略で、ローム独自のCPUを使わずペリフェラル間の連携動作可能な機能のことです。

      概 要

      ML63Q8000グループ システムブロック図

      ML63Q8000グループは、Arm® Cortex®-M0+を搭載した 32bit車載マイコンです。
      このグループには、プログラム・メモリ(Flashメモリ)、データ・メモリ(RAM)、データ Flash、乗除算器、CRC演算器、クロック発生回路、CAN、LIN、SPI、UART、I2C、I2S、逐次比較型12bit A/Dコンバータ、12bit D/Aコンバータ、タイマ、汎用ポート、低電圧検出器、など多彩な周辺機能を集積しています。

      さらに、ソフトウェア制御なしでペリフェラルの連係動作が可能な独自のシーケンサHLC(Hardware Linkage Controller)を搭載しているため、高精度な制御、センシングを実現可能であり、車載センサ・アクチュエータ制御に最適です。

      また、高速通信プロトコルCAN-FDに対応し、機能安全ISO26262のASIL-Bをターゲットとする車載システムをサポートします。

      従来品、ローム車載マイコン

      LAPIS TECHNOLOGY™を使った車載マイコンに搭載するHLCは、A/DコンバータやPWMなどのペリフェラル間の連係動作をCPUによるソフトウェア処理を介さずに実行可能です。一般的にマイコン内蔵のペリフェラルを動作させる場合、動作対象のペリフェラルに対してCPUによるソフトウェア処理を必要としますが、ローム車載マイコンのHLCを使用する場合、動作前に対象のペリフェラルをHLCに設定しておき、HLCに対して動作開始指示を行うだけで、HLCが設定に従ってペリフェラルを動作させます。動作中は、HLCに設定したペリフェラルに対するソフトウェア制御は不要となります。

      製品特長

      特長1CPU負荷を軽減しつつ低消費電力で高精度なセンシングを実現

      低消費電力で高精度なセンシングを実現

      HLC機能は、CPUを介さずペリフェラルを連係動作できるため、CPU負荷を軽減して、消費電力も削減できます。
      CPUを停止してもペリフェラルは常時稼動できるため、センシング回数を増加させて高精度な測定を可能にします。

      特長2ソフトウェア開発量を削減

      ソフトウェア開発量を削減

      HLC機能は、センシングに必要な制御をソフトウェアに代わって実施します。
      ソフトウェアで制御していた処理の開発を不要にします。

      当ウェブサイト上に掲載されている、ローム株式会社もしくはそのグループ各社または第三者の商品名、サービス名、会社名またはロゴマークは、各社の商標または登録商標です。