知的財産事業活動の基盤
知的財産ポリシー
「品質第一」の企業目的の遂行のため、当社グループでは、あらゆる部門の固有技術を高めるとともに、自らの知的財産を適正に権利化・活用することにより、企業価値の向上に努めています。
また、当社グループでは知的財産権を尊重し、第三者の正当な知的財産権を侵害することのないよう努めております。
知的財産活動と戦略
当社グループでは知的財産権を尊重した事業活動を推進し、常に世界をリードする技術·商品開発力の強化に取り組んでおります。当社グループでは2026年3月末時点で、日本、米国、欧州、中国を中心に約8,000件(日本3,200,件、海外4,800件)特許を保有しており、商標については広報部門及びマーケティング部門並びに知的財産部が密接に連携しながら、会社·商品のブランドカ向上のため、商品を販売する各国·各地域にて商標権の獲得を実施しております。特にSiC、IGBT、GaNなどのパワーデバイス関連にフォーカスし、これらの高付加価値を実現する技術発明を特許として権利化することで、競争優位性の確保を図っています。
当社グループの保有特許件数推移
当社グループの重点分野保有特許増加率
当社グループの特許ポートフォリオ
知的財産活動の推進体制
知財部長がリーダーとなり、事業本部責任者及び執行役員で構成される知財戦略会議を年4回開催しています。会議では、全社知財戦略の議論及び策定を行っています。策定された知財戦略は取締役会に年に1度報告され、取締役が知財戦略を監督できる体制となっています。
当社グループの知的財産活動の推進体制
知財活動を支える人財育成
当社グループでは新人から管理職までグレード別の知的財産教育を体系的に実施しており、知的財産活動を推進する人財の育成を図っています。また、知的財産活動を評価するために独自の評価基準を設定しており、その評価基準に達した技術者をローム発明賞受賞者として毎年表彰しています。特に若手従業員に対しては新人賞を設けるなど、インセンティブにより当社グループで生まれる発明の知的財産化を後押ししています。

社外表彰の受賞歴
当社グループは公益社団法人発明協会が主催する地方発明表彰において数々の賞を受賞しています。
受賞歴
| 年度 | 受賞 | 発明名称 |
|---|---|---|
| 2016 | 発明奨励賞 | 半導体発光装置 |
| 発明奨励賞 | 回転制御装置 | |
| 発明奨励賞 | LED駆動装置 | |
| 2017 | 京都発明協会会長賞 | コイル負荷駆動回路 |
| 発明奨励賞 | 逆回復特性を向上した高耐圧トランジスタ | |
| 発明奨励賞 | モータドライバ | |
| 発明奨励賞 | 近接・照度センサ | |
| 2018 | 京都発明協会会長賞 | 半導体に最適な銅ワイヤボンディング技術 |
| 発明奨励賞 | 長辺電極型抵抗器のサージ対策 | |
| 2019 | 特許庁長官賞 | SiC(炭化ケイ素)半導体装置 |
| 発明奨励賞 | トランス素子 | |
| 2020 | 発明奨励賞 | USBPD向け電力供給装置および監視手法 |
| 発明奨励賞 | 過電流保護回路及び電源装置 | |
| 2021 | 特許庁長官賞 | 絶縁GDICのCMノイズ誤動作防止手法 |
| 発明奨励賞 | SiCウェーハ上の大気中放電を防ぐ技術 | |
| 2022 | 発明奨励賞 | 高耐圧ICのフィールドプレート形状 |
| 発明奨励賞 | SiCトレンチMOSFETの電界緩和構造 | |
| 2023 | 発明奨励賞 | 高信頼性、低待機電力化可能な電源制御手法 |
| 京都発明協会会長賞 | 急峻な発熱検知を実現する半導体設計手法 | |
| 2024 | 発明奨励賞 | 印字品位の向上を実現する共通電極構造 |
| 京都発明協会会長賞 | 絶縁ゲートドライブIC(GDIC)のパッケージ絶縁手法 | |
| 2025 | 発明奨励賞 | スイッチング周波数の安定化手法 |
詳細は、こちらのサステナビリティレポートをご確認ください。
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