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オペアンプとは?同相入力電圧

同相入力電圧

絶対最大定格の同相入力電圧とは+入力端子(非反転入力端子)と-入力端子(反転入力端子)を同電位に設定した状態でICの特性劣化や破壊なしに印加可能な最大電圧を示します。
絶対最大定格の同相入力電圧は電気的特性項目の同相入力電圧範囲とは異なり、ICの正常な動作を保証するものではありません。
ICの正常な動作を期待する場合は電気的特性項目の同相入力電圧範囲に従う必要があります。
一般的に絶対最大定格の同相入力電圧はVEE-0.3[V]、VCC+0.3[V]ですが、VCC側に保護素子が存在しない製品は電源電圧によらず絶対最大定格の電源電圧(VEE+36V等)まで印加可能となります。
このように同相入力電圧は入力端子の保護回路構成や寄生素子、入力トランジスタの耐圧などによって決まります。
また、VEE-0.3Vや、VCC+0.3Vの0.3Vは静電破壊保護素子(ダイオード)に順方向電圧を印加した場合に素子が動作しない電圧の範囲を示しています。

【絶対最大定格の同相入力電圧】

絶対最大定格の同相入力電圧

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