シリアル通信
マイコンに通信機能は必要?
通信機能は、マイコンと外部の機器(例えば、別のマイコンやセンサ、外部メモリなど)とで、データをやり取りするために非常に重要な役割を持ちます。マイコンと外部の機器と接続して通信できることにより、柔軟な処理が可能になります。
そして、通信には複数のビットから成るデータを1ビットずつ転送するシリアル通信と、複数ビットのデータを同時に転送するパラレル通信というものがあります。シリアル通信の場合、使用する信号線は1本で済みますが、パラレル通信の場合、8ビットデータであれば8本の信号線が必要となります。
マイコンの場合、通信に使用するピン数を抑えるためにシリアル通信が搭載されることが多いです。
また、シリアル通信には、クロック信号を使わずに開始と終了の信号を使って通信する調歩同期式(非同期式)通信とクロック信号に同期させて通信するクロック同期式通信があります。