抵抗温度係数(TCR)計算ツールの使い方
①ご確認したい抵抗値をご入力ください。
②ご確認したい製品の抵抗温度係数の+側の値と-側の値をご入力ください。
抵抗温度係数は、各製品のデータシートからご確認ください。
※例えばESR01の1Ωの場合、+側には"500"、-側には"250"とご入力ください。
(ESRのデータシートより抜粋)
③抵抗値測定の際の基準温度をご入力ください。
通常基準温度は"25℃"、もしくは"20℃"が一般的です。
④ご確認したい使用環境の最低温度をご入力ください。
⑤ご確認したい使用環境の最高温度をご入力ください。
⑥上記の①~⑤を全て入力いただいた後、「Calculate」をクリックしてください。
①~⑥を全て実行していただくと、上記のような画面が表示されます。
表示されたグラフの下にある●印を左右に動かすことで、指定した範囲温度内の一定の温度での抵抗値の振れ幅を確認いただけます。
上図の例の場合、1Ωの製品が抵抗器の温度が60℃の時には最大で1.018Ωまで、最小で0.9911Ωまで振れる可能性があることを示しています。
次ページは、定格電力を超えての使用について簡単に説明しています。