ld_what10

  1. Home>
  2. エレクトロニクス豆知識>
  3. レーザーダイオードとは?>
  4. LiDARとは?

LiDAR(ライダー)

 

LiDARとは?

LiDARとは Light Detection And Ranging(光による検知と測距)の略称で、近赤外光や可視光、紫外線を使って対象物に光を照射し、その反射光を光センサでとらえ距離を測定するリモートセンシング(離れた位置からセンサーを使って感知する)方式を言います。

Laser Imaging Detection And Ranging(レーザー画像検出と測距)とも言われ、多くは近赤外レーザー光をパルス状に照射し、対象物に当たって跳ね返ってくるまでの時間差を計測します。

LiDAR イメージ

【LiDAR イメージ】

LiDARは、対象物までの距離だけでなく、位置や形状まで正確に検知できることが特徴です。

LiDARの用途例

LiDAR技術を利用するもので先ず思い浮かぶのが、自動車の高度自動運転システムです。 完全自動運転(レベル5)の実現には必要不可欠な技術と言われています。

LiDAR 用途例

【LiDAR 用途例】

その他、民生分野ではロボット掃除機やゴルフ測距計、産業機器分野では自動搬送車(AGV)やサービスロボットなど、人や物を高精度に検知する用途に利用されます。

高度自動運転システム

ADAS(先進運転支援システム:例えば自動ブレーキやレーンキープなど)ではカメラ方式とミリ波レーダー方式の組み合わせが主流です。しかし自動車の自動運転化に向けては、これらにLiDARを加えた3方式の組み合わせが必要と言われています。
高度自動運転システムの完成には、それぞれの長所を生かし短所を補うことで、どれ1つも欠けてはならない方式と言えます。

方式 カメラ ミリ波レーダー LiDAR(ライダー)
カメラに映る映像から物体を識別 電波を使って、対象物に当たって跳ね返ってくるまでの時間差を計測し、距離や方向を測定 レーザー光をパルス状に照射し、対象物に当たって跳ね返ってくるまでの時間差を計測し、距離や位置,形状を3次元で測定
長所 ・撮影した映像を画像処理することで対象物を識別することができる ・夜間や悪天候下でも障害物などの方向と距離が計測可能
・LiDARと比べて安価
・高精度に 距離 , 位置 , 形状 を検出
・レーザー光を様々な方向に照射(走査)することで、広範囲にわたって状況を捉えられる
短所 ・正確な形状や位置検知が困難
・悪天候や夜間(暗所),逆光に不向き
・小さい物体の検知が困難
・ダンボールなどの反射率の低い物体の検知が困難
・悪天候で検知能力が低下
・ミリ波レーダーと比べて高価

LiDAR用レーザーダイオード

センシングの「長距離化」や「高い空間分解能」といったLiDAR性能向上を実現するために、センシング光源であるレーザーダイオードの高出力・高効率化ビームサイズの小スポット化が求められます。
ロームでは、これらの2つの要求を同時に実現できるレーザーダイオードを提案しています。

> ロームのLiDAR向けレーザーダイオードはこちら

共通スタイル・スクリプト - エレクトロニクス豆知識

サイドナビ - エレクトロニクス豆知識

エレクトロニクス豆知識

半導体スイッチ(IPD)とは?