リニアレギュレータの動作原理DC/DCコンバータとは?
一般的な端子構成
リニアレギュレータは、基本的にVIN (入力)、VO (出力)、GND (接地) の3端子で構成されています。
出力が可変できるものについては、これに出力電圧を帰還するためのFB (フィードバック端子)が追加されます。
簡単に言うと、電圧固定型は電圧可変型の外付け抵抗を内蔵したものです。

内部回路
リニアレギュレータの内部回路の概要を下図に示します。
基本的に誤差検出用のエラーアンプ、基準電圧源、出力トランジスタによって構成されています。
動作は反転増幅回路と同じで、エラーアンプの非反転端子 (FB) の電圧は基準電圧 (VREF) と同じ電圧になるので、2本 (R1とR2) の抵抗値比で出力電圧値 (Vo) が決まります。
Vo=[ (R1+R2) / R2 ] x VREF
下図の出力トランジスタはMOSFETですが、バイポーラトランジスタを使ったものもあります。
