2進数デジタルの世界は2進数
1. デジタルの世界は2進数
デジタルの世界は2進数で表現されますが、2進数と相性がよく人間にも分かり易い16進数もよく使われます。
2進数は、数字0、1のみを使って数を表現します。0/1と対になる表記として、L/Hが使われる場合もあります。
10進数=Decimal 2進数=Binary 16進数=Hexadecimal
何進数かを明記するために、数字の後ろにd、b、hをつけることがあります。
【例】11d(もちろん10進数で11)、11b(10進数で3)、11h(=17d)
2. 10進数⇔2進数⇔16進数の変換
【10進数⇔2進数⇔16進数の例】
10進数 | 2進数 | 16進数 | ||
---|---|---|---|---|
63 | 0000 0011 1111 | 0 | 3 | F |
127 | 0000 0111 1111 | 0 | 7 | F |
255 | 0000 1111 1111 | 0 | F | F |
1023 | 0011 1111 1111 | 3 | F | F |
4095 | 1111 1111 1111 | F | F | F |
3. 覚えておきたい数字
2進数は1けた増えると表現できる数が2倍になります。
赤部はA/DコンバータやD/Aコンバータでよく使われます。
3bit=8段階 4bit=16段階 5bit=32段階 6bit=64段階 7bit=128段階 8bit=256段階 9bit=512段階 11bit=2048段階12bit=4096段階 14bit=16384段階 16bit=65536段階
【bitとは】
2進けたを意味するバイナリーディジット(binary digit)の略で、0あるいは1のいずれかの数字で表される2進数の1けたをbit(ビット)と呼びます。