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モジュール・
その他事業

細やかな顧客ニーズへの対応と「省エネ」「小型化」で、社会課題解決に貢献

当事業本部で提供する商品は、カーボンニュートラルなどの社会課題解決に貢献しています。ローム創業商品である抵抗器は、現在では、EV化が進む車載機器に対して必須の部品となっているとともに、電流検知用途、自動車・産業機器分野に対し、高信頼性商品も含めて幅広い商品のラインアップをそろえています。プリントヘッド事業においては、ローム独自の半導体プロセス技術を用い、業界最速の超高速印字に対応しつつ、高精細な印字を可能としたサーマルプリントヘッドの商品開発に成功。バーコードラベルプリンタ向けの商品ラインアップを拡充し、産業機器市場へ高付加価値商品を提供しています。
それらの商品自体の小型化や、モジュールの性能を向上させることが、最終機器の消費電力低下や必要な部品数量、実装スペースの削減などにつながっています。今後も、継続的な技術開発によって性能を絶えず改善し、経営ビジョンにも掲げているお客様の「省エネ」「小型化」に寄与していきます。
今後、抵抗器は宇宙産業分野に使われるなど、求められる仕様はますます厳しくなり、性能と品質の向上が不可欠となっていくでしょう。そのため、抵抗器など汎用的な商品においては、お客様のニーズを先回りして把握し、他社に先んじた開発を行い、新商品を市場に投入していかねばなりません。一方、カスタム性が強いモジュールでは、お客様との関係性を構築し、細やかにお客様のニーズに対応することが求められます。各組織が常に市場のわずかな変化を察知できるよう、外向きの視点で事業を進めていく必要があると考えています。
グローバルメジャー実現のため、ロームの企業目的にある品質を第一とし、また創業当時から培われてきたチャレンジ精神に基づき、より良い新商品を世に送り出し、社会に貢献し続けます。

セグメント別売上高

2024年 3月期

  • ■モジュール

    • 329億円
    • 7.0%
  • ■その他

    • 257億円
    • 5.5%
    • ■LSI  2,072億円 44.3%
    • ■半導体素子 2,019億円 43.2%

売上

4,677億円

用途別売上構成比

2024年 3月期

  • 自動車

    11.3%

  • 産業機器

    13.2%

  • 民生機器

    10.6%

  • 通信

    18.1%

  • コンピュータ&
    ストレージ

    46.8%

モジュール売上高

329億円

  • 自動車

    58.0%

  • 産業機器

    8.5%

  • 民生機器

    29.6%

  • 通信

    0.5%

  • コンピュータ&ストレージ

    3.4%

その他売上高

257億円

ロームのポジショニング(2023年)

世界サーマルプリントヘッド売上高シェアランキング

ロームシェア

2

22.8%

Source: 中日社

世界抵抗器売上シェアランキング

ロームシェア

4

9.6%

Source: ローム調べ

注力製品

サーマルプリントヘッド

サーマルプリントヘッド

ローム独自の半導体技術と厚膜印刷技術、薄膜成膜技術を用い、小型、省エネ、高画質、高品質を実現

プリントヘッドの詳細はこちら

センサーモジュール

センサモジュール

世界トップレベルのセンサバリエーションとロームのコア技術を組み合わせ、トータルソリューションを提案

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シャント抵抗器

シャント抵抗器

回路電流を検出する電流検出用途の抵抗器。スマートフォン等のモバイル端末から自動車・産業機器等の高信頼性が要求されるアプリケーションまで幅広いラインアップで対応

TOPICS|
持続可能な社会の実現に向けて

リチウムイオン電池1本でも高速・明瞭に印字できる
サーマルプリントヘッドを開発

近年、物流の増加に伴う物流用モバイルラベルプリンタや電子マネー決済の普及に伴う決済端末の重要度が高まっています。モバイル型サーマルプリンタにおいては、印字速度と印字品位の関係からリチウムイオン電池2セル駆動タイプが主流となっていました。しかし、電池1セル駆動にすれば、プリンタを小型化・軽量化でき、省エネ化も可能になります。そこでロームは2023年12月、リチウムイオン電池1セル駆動でも、2セル駆動と同様に印字出力できるサーマルプリントヘッドを開発しました。
構造を抜本的に見直し、蓄熱層であるグレーズの設計を最適化したほか、特殊低抵抗発熱体を採用し、発熱体上の保護膜構造も変更しました。これにより、発熱した熱量を感熱紙や転写リボンといった印字メディアに効率よく伝達できます。また、ドライバICと配線構造の改善により、デバイスに供給される電力が効率よく熱エネルギーに変換され、印字効率も向上しました。伝熱及び電力の高効率化を同時に図ったことで省エネルギー化も達成しました。

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