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自然共生の取り組み環境マネジメント

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生物多様性の保全

「生物多様性」は経営資源の1つである、「自然資本」を生み出すベースとなる重要な資源です。すべての産業は事業活動を行う上で少なからず自然への悪影響を与えており、ロームも例外ではありません。

しかし、1960年代以降、世界では生物多様性が約68%も減少しているという調査結果が出ており、近年においては、毎年開催される世界経済フォーラムの「グローバルリスク報告書」で社会・企業の成長を妨げる大きなグローバルリスクの上位に「生物多様性の損失」がランクインされています。2022年4月に開催されたCOP15ではネイチャーポジティブ(=生物多様性の損失を防ぎ、回復させること)のコミットメントが掲げられています。

このネイチャーポジティブ達成には、自然保護の取り組みのみならず、気候変動対策や持続可能な生産・消費、廃棄物の削減、汚染の防止などが強く関連すると示されています(※1)。つまり、環境負荷を最小限に抑えることカーボンニュートラル、循環型経済への移行に向けた取り組みが必要になってきています。

1.地球規模生物多様性概況第5番版GBO5:Global Biodiversity Outlook 5 | Convention on Biological Diversity

上記の背景から、ロームは持続可能な地球環境を実現するための長期目標「ロームグループ環境ビジョン2050」の重点テーマとして「気候変動」「資源循環」「自然共生」を掲げ、各テーマごとに目標を策定しています。取り組みにおいては、ISO14001マネジメントに基づいて環境影響評価を実施し、生態系への悪影響への低減や自然保護活動の実施など、ロームグループ全体で次世代に引き継ぐ地球環境づくりを推進しています。

化学物質の管理

製品含有化学物質管理

ロームグループでは国内外の環境法規制やお客様の要求事項を遵守し、環境負荷の少ない材料調達への取り組みを実施しています。
EU RoHS指令、EU REACH規則、中国RoHS指令など、製品化学物質管理に関わる法規制がますます強化される中、グリーン調達基準書を定め、原材料や部品などに含まれる化学物質情報を正確に把握することで各法規制への適合を確認しています。
お取引先様のご協力の下、環境に配慮した製品づくりを進め、禁止物質が「入らない」「使用されない」「出荷されない」管理システムを構築し、お客様に安心してお使いいただける製品を提供しています。また、お取引先様より納入いただいた材料・部品およびお客様に納入する製品は、ローム品質保証部や各生産拠点に導入した蛍光X線分析装置を用い、定期的に含有化学物質を確認しています。

詳細は、こちらのサステナビリティレポートをご確認ください。

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