高電力 シャント抵抗器 / 低抵抗 金属板(GMRシリーズ)
高電力低抵抗 GMRシリーズ

高電力 シャント抵抗器 / 低抵抗 金属板(GMRシリーズ)

  • 金属板 高電力タイプ
  • 製品サイズ(mm):5025 ~ 7142
  • 定格電力:4W ~ 10W
  • 抵抗値範囲:5mΩ ~ 220mΩ
  • 新構造による高放熱、高信頼性
  • 特殊合金による低TCR実現

パラメトリックサーチ

 

製品概要

 

背景

ロームの抵抗器ラインアップ

近年、車載分野や産業機器分野においては、アプリケーションの高電力化が進む一方、省電力化も求められています。そのため、電流を検知するシャント抵抗器にも高電力対応が求められるとともに、アプリケーションの省エネ駆動に必要となる高精度の電流検知が求められています。ロームのシャント抵抗器GMRシリーズ及びPSRシリーズは、高電力下での使用においても高精度な電流検知が可能なため、車載、産業機器、民生のハイパワーアプリケーションに最適です。

概要

ローム株式会社は、車載や産業機器、白物家電などの高電力が必要なアプリケーションに向けて、高電力・低抵抗シャント抵抗器「GMRシリーズ」の中でも最大となる、定格電力10Wに対応した「GMR320」を開発しました。
新たに開発したGMR320は、車載のエンジンECUやヘッドライト、産業機器や白物家電向けの電源やモータなどに最適な定格電力10W、抵抗値5mΩ~100mΩをラインアップ。ローム独自の材料と構造により、一般品と比較して表面温度上昇を23%抑制することに成功しているため、定格電力10Wクラスでは最小サイズでありながら、過電流負荷に対する高い耐久性を実現しています。また、抵抗体金属に高機能合金材料を採用したことで、低抵抗領域でも優れた抵抗温度係数(TCR)を達成しており、高精度かつ信頼性の高い電流検出が可能です。

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「GMR320」の特長

1.高放熱構造により、一般品と比較して表面温度上昇を23%抑制

シャント抵抗器は、高電力で使用した際に、製品の表面温度上昇の抑制が課題となります。新製品は、材料の見直しと独自の構造を採用することで放熱性を高め、表面温度の上昇を大幅に抑制。例えば、5mΩ品を7Wで使用した際、一般品が154.3℃に達するのに対して、新製品は117.8℃と表面温度の上昇を23%抑制しています。
その優れた放熱性により、最大定格電力10Wクラスでは最小サイズとなる7.1mm×4.2mmを実現するとともに、過電流負荷時においても、抵抗値が変化することなく安定した性能を保つことができます。

  • 表面温度比較
  • 過電流負荷比較
 

2.低抵抗領域でも優れた抵抗温度係数を達成

抵抗温度係数比較

一般的に、抵抗値が低くなるほど抵抗温度係数(TCR)は大きくなりますが、新製品は、抵抗体金属に高機能合金材料を採用したことにより、低抵抗領域でも±25ppm/℃以下という優れた抵抗温度係数(TCR)を達成。低抵抗領域においても一般品と比較して、熱による抵抗値変化を1/2程度に低減しており、高精度な電流検出が可能になるため、アプリケーションの信頼性向上に貢献します。

アプリケーション例

・車載(エンジンECU、ヘッドランプ)
・産業機器(FA機器、モータ周辺回路、各種電源)
・白物家電(エアコン、洗濯機、冷蔵庫、掃除機)