R6024VNX3
600V 24A TO-220AB, 高速ダイオード内蔵 PrestoMOS™

R6024VNX3は高速ダイオード内蔵で逆回復時間(trr)が短いMOSFETです。

データシート 在庫確認*
* 本製品は、STANDARD GRADEの製品です。
車載機器への使用は推奨されていません。

主な仕様

 
形名 | R6024VNX3C16
供給状況 | 推奨品
パッケージ | TO-220AB
包装数量 | 1000
最小個装数量 | 50
包装形態 | チューブ
RoHS | Yes

特性:

パッケージコード

TO-220AB

推奨セット

Motor, Inverter, LLC, PSFB

端子数

3

極性

Nch

ドレインソース間電圧 VDSS [V]

600

ドレイン電流 (直流) ID [A]

24

RDS(on)[Ω] VGS=15V(Typ.)

0.127

RDS(on)[Ω] VGS=Drive (Typ.)

0.127

ゲート総電荷量 Qg [nC]

38

許容損失 PD [W]

245

駆動電圧 [V]

15

Trr (Typ.)[ns]

80

実装方式

Leaded type

保存温度範囲(Min.)[℃]

-55

保存温度範囲(Max.)[℃]

150

パッケージサイズ [mm]

10.16x19.15 (t=4.64)

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特長:

  • 逆回復時間(trr)が短い
  • 低オン抵抗
  • 高速スイッチング
  • 駆動回路が簡単
  • 鉛フリー対応済み、RoHS準拠
  • ハロゲンフリーパッケージ

製品概要

 

背景

近年、世界的に電力消費量が増大し、電力の有効活用を迫られる中、EV充電ステーション、サーバー、基地局などの産業機器や、エアコンなどの白物家電においても、さらなる高効率化が進んでおり、搭載されるパワー半導体もより電力損失を抑えることが求められています。こうした中、ロームはPrestoMOS™の従来品を進化させ、同等一般品よりも低いオン抵抗を実現したことで、アプリケーションのさらなる低消費電力化に貢献する新製品を開発しました。

一般品と新製品のオン抵抗・逆回復時間性能比較
一般品と新製品のスイッチング損失比較

概要

「R60xxVNxシリーズ」は、ローム最新プロセスを採用することで、業界最速の逆回復時間(trr)を実現したまま、その背反要因に当たるオン抵抗を同等一般品と比較して最大20%低減。逆回復時間においては、 PrestoMOS™として従来品で達成済みの業界最速105ns(ナノ秒)(TO-220FM同等パッケージでの比較)を継承しており、同等一般品と比べてスイッチング時の電力損失を約17%低減できます。これら2つの特長により、アプリケーションの高効率化に大きく寄与します。

特長

1.業界最速の逆回復時間を実現したまま、業界トップクラスの低オン抵抗を実現

PrestoMOS™「R60xxVNxシリーズ」は、ローム最新プロセスを採用することで、単位面積あたりのオン抵抗を低減。逆回復時間と背反関係にあるため、両立が難しい低オン抵抗において、同等一般品よりも最大20%低減(TO-220FM同等パッケージでの比較)を達成することで、各種アプリケーションのさらなる低消費電力化に貢献します。

2.業界最速の逆回復時間により、スイッチング損失を抑制

一般的にプロセスを微細化した場合、低オン抵抗化などの基本性能は向上するものの、背反して逆回復時間は、特性が劣化します。その中でロームのPrestoMOS™「R60xxVNxシリーズ」は、独自の高速化技術を駆使することで、同等一般品よりも低いオン抵抗を実現しながら業界最速の逆回復時間105ns(ナノ秒)(TO-220FM同等パッケージでの比較)も実現。無駄な電流量が抑えられるため、同等一般品と比べて、スイッチング時の電力損失を約17%低減できます。

上記2つの特長により、高効率を追求した同期整流昇圧回路を用いた評価ボードでの比較(オン抵抗60mΩクラスの製品での比較)においても、「R60xxVNxシリーズ」は同等一般品より効率で優れており、太陽光発電インバータや無停電電源装置(UPS)などのアプリケーションの低消費電力化に大きく寄与します。

逆回復時間と電力損失の関係

同期整流昇圧回路を用いた効率比較

アプリケーション例

■EV充電ステーション、サーバー、基地局、太陽光発電インバータ(パワーコンディショナー)、無停電電源装置(UPS)など
■エアコンなどの白物家電
■その他各種機器のモータドライブや電源回路、など

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