ROHM Product Detail

RBR2VWM40A
低VF 40V 2A ショットキーバリアダイオード

RBR2VWM40Aは低VFの一般整流用ショットキーバリアダイオードです。

データシート 在庫確認*
* 本製品は、STANDARD GRADEの製品です。
車載機器への使用は推奨されていません。

主な仕様

 
形名 | RBR2VWM40ATR
供給状況 | 推奨品
パッケージ | PMDE
包装形態 | テーピング
包装数量 | 3000
最小個装数量 | 3000
RoHS | Yes

特性:

Configuration

Single

Mounting Style

Surface mount

Number of terminal

2

VRM[V]

40

Reverse Voltage VR[V]

40

Average Rectified Forward Current IO[A]

2

IFSM[A]

20

Forward Voltage VF(Max.)[V]

0.62

IF @ Forward Voltage [A]

2

Reverse Current IR(Max.)[mA]

0.05

VR @ Reverse Current[V]

40

Storage Temperature (Min.)[°C]

-55

Storage Temperature (Max.)[°C]

150

Package Size [mm]

1.3x2.5 (t=1.0)

Find Similar

特長:

  • 高信頼性
  • 小型パワーモールド
  • 低VF

類似品

 

グレードが異なる製品

RBR2VWM40ATF   Grade| Automotive Status推奨品

製品概要

 

背景

一般的に各種アプリケーションでは、回路の整流や保護を目的にダイオードが使用されています。そして、あらゆるアプリケーションで低消費電力化が求められる中で、他のダイオードに比べて高効率なSBDの採用が増加しています。一方、効率を求めてVFを低くすると、背反関係にあるIRが高くなり熱暴走リスクが高まるため、回路設計時のSBD選定には、VFとIR、両方のバランスを見極めることが重要です。
こうした中、ロームは小型で低VF特性と低IR特性のバランスを追求したSBDのラインアップを強化しており、車載市場を中心に非常に高い実績を築いています。量産実績のあるRBRシリーズを、大電流・大電圧・小型化に向けて、さらにラインアップを拡充したことで、より幅広いアプリケーションでの整流、保護を可能とします。

ローム製パワーダイオード ラインアップ

概要

RBRシリーズは、新規プロセスの導入により、ローム従来品に比べて、チップ性能の25%高効率化を実現しています。
そのうえで、効率改善の要となる低VF(順方向電圧)特性に優れており低損失を実現。高効率化が求められる車載機器のオンボードチャージャーや民生機器のノートPCなどに最適です。

特長

1. 低VF特性により、低損失化を実現

RBRシリーズは、低VF特性と背反関係にある低IR特性を維持しながら、同サイズのローム従来品と比較してVF特性を約25%低減したことで低損失化を実現しました。このため、高効率化が求められるオンボードチャージャーなどの車載機器に加えて、省エネ化が求められるノートPCなどの民生機器にも最適です。
また、RBRシリーズは、同等性能で比較した場合チップの小型化が可能なため、チップサイズの影響を受けるパッケージも小型化が可能です。例えば、従来3.5mm×1.6mmサイズ(PMDUパッケージ)だった場合、2.5mm×1.3mmサイズ(PMDEパッケージ)に置き換えることで実装面積を約42%削減可能です。

順方向電圧(V<sub>F</sub>)の特性比較

2. 小型パッケージの追加により、豊富なラインアップを実現

RBRシリーズでは、2.5mm×1.3mmのPMDEパッケージ12製品(6機種それぞれに民生品/車載品を設定)を追加。計140製品の豊富なラインアップ(耐圧:30V/40V/60V、電流:1A~40A)を保有しています。
これにより、車載機器および民生機器にむけて、対応可能範囲を拡大しました。

アプリケーション例

  • ●RBRシリーズ
  • ・オンボードチャージャー
  • ・LEDヘッドランプ
  • ・カーアクセサリー
  • ・ノートPC

ROHM Video Catalog Management