A/Dコンバータとは?
A/Dコンバータとは?
- A/Dコンバータとは?
A/Dコンバータとは、自然界の現象からのアナログ信号をデジタル信号に変換 (A/D変換) するものです。
- 基本動作
A/Dコンバータはアナログ信号の振幅を離散的な周期で切り出し、符号で表されたデジタル信号に変換していきます。
- 基本形1 (フラッシュ型)
ADCフラッシュ型は、あらかじめ分圧された基準電圧とアナログ信号を比較器で同時に比較を行い、結果をエンコーダでデジタル信号に変換します。
- 基本形2 (パイプライン型)
ADCパイプライン型は、MSB (最上位ビット) を決めるステージ1から順番にパイプライン動作で処理を繰り返します。
- 基本形3 (逐次比較<SAR>型)
ADC逐次比較型は、標本化したアナログ信号と、DACの出力が一致するようにMSB (最上位ビット) から順に逐次比較をしていきます。
- 基本形4 (△Σ型)
ADC△Σ型は、アナログ信号をオーバーサンプリングし、それを△Σ変調を用いてアナログ信号の振幅に応じた低ビットデータに変換後、デジタルフィルタで帯域外のノイズ除去とデータの間引きを行うことで、本来のサンプリング周波数でのデジタル信号への変換が完了します。