1. PCSELの構造と特長
PCSELは、素子内部に配置されたフォトニック結晶構造を活用することで、従来のレーザーダイオードでは実現できなかった光特性を実現する次世代レーザーデバイスです。
従来のレーザーダイオード(以下LD)では得られない高いビーム品質や新たな動作特性を実現できる革新的デバイスです。この独自構造により、次世代光源としての応用可能性が大きく広がります。
2. 提供できる価値
PCSELの応用先の1つとしてLiDAR用の光源があります。PCSELはほぼ平行に近いビームが出射できるので、既存のレーザーダイオードでは必須だったレンズ系を省略できます。そのためシステムの小型化、コスト削減、レンズ位置の調整工程の省略などが期待できます。
実際にレンズを省略することでLiDARの小型化が可能であることを実証しています。
(京都大学様と北陽電気株式会社様とロームの共同開発)
3. サンプル、評価ボードの提供
「PCSELサンプルおよびLiDAR用光源として使用を想定した評価ボードをご用意しています。
※入手をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
4. まとめ
ロームはPCSEL技術のスペシャリストとして高性能デバイスの開発を進めていますが、その価値を最大限に引き出すためには、光源を活用するシステム側の知見が欠かせません。PCSELは既存システムの性能向上はもちろん、これまで実現できなかった新しい用途やサービスを実現する可能性を秘めています。ロームは、こうした新たな市場価値を共に生み出していただけるパートナーの皆様からのお問合せを心より期待しております。
ロームが提供できるもの
- PCSEL(面発光レーザ素子)
- PCSEL評価ボード(パルス駆動回路)
ロームが求めているもの
- PCSELの特長を活かした応用アイデア
- 光学・センシング・システム開発の知見
- 新規用途創出への意欲
お互いが得られるメリット
- 新規市場の獲得
- 社会課題の解決に貢献する技術の活用
開発者の声
ロームは20年以上に渡ってPCSELの開発を続けてきました。原理検証から始まり、様々なハードルを乗り越え、ようやく製品化への道が開こうとしています。しかし新しいデバイスは、その新しさゆえに、その価値を活かせる適用先が未知数です。これはネックではありますが、同時にチャンスでもあります。これまでにない新しいシステムやサービスを実現できれば、開発者としてこれ以上嬉しいことはありません。ともにチャンスを掴みましょう!
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