製品概要
リチウムイオン 電池監視LSIアナログフロントエンド タイプ(マイコン制御)
概 要
LAPIS TECHNOLOGY™を使ったリチウムイオン電池監視LSI アナログフロントエンドタイプは、電圧・電流・温度を高精度で測定し、マイコンからの制御により電池パックを保護します。
各セルの過充電 / 過放電電圧、充電 / 放電過電流、温度等を測定し、マイコンプログラムにより過充電 / 過放電検出、充電 / 放電過電流検出、高温検出を行い充放電用MOS FETを制御します。セルバランス動作も可能です。
ショート電流検出、過充電検出等の保護機能を持つタイプもあり、マイコンプログラムの制御無しで、迅速に電池パックの保護を行います。アナログフロントエンドタイプは電池パックのより高度な保護と管理が可能です。
製品特長
特長1最大動作電圧80V
特長2業界最小クラスの低消費電流を実現
特長3多段接続で多直高電圧システムに対応
特長4高精度な電圧検出
セル電圧測定精度が業界トップクラスの±10mV (ML5239)。電池パックの各セル電圧を高精度に測定できるため、電池容量を最大限使うことができます。
ML5248、ML5236、ML5238のセル電圧測定精度は各々±20mV、±15mV、±20mVです。
特長5セルバランスに対応
ML5204、ML5236および、ML5238はセルバランススイッチを内蔵しており、またML5239では外部セルバランススイッチの駆動出力を備えています。
マイコンによりセルバランススイッチのON / OFFを指示することでセルバランス動作を実行でき、電池の使用効率を高めることが出来ます。
特長6業界初! ハイサイドNMOS-FETに対応
ML5248とML5236では充放電制御用スイッチとしてNMOS-FETを電池パックの高電圧側 (ハイサイド) に配置することができるため、コスト上昇することなくマイコンを含めた全体の設計を容易にすることが出来ます。
特長7開発環境の提供
LAPIS TECHNOLOGY™は、ローム株式会社の商標または登録商標です。