主な仕様
特性:
パッケージタイプ
Triple Color / Reflector
LEDタイプ
High Brightness
アプリケーション
Car Interior
パッケージサイズ[mm]
3.5x2.8 (t=0.6)
発光色
Red / Green / Blue
発光波長 λD (Multi-color) (Typ.) [nm]
621 / 525 / 470
光度(Multi)(Typ.)[mcd]
750 / 1800 / 430
光度ランク数
12
順方向電圧 VF (Typ.) [V]
2.1 / 3.3 / 3.3
IF @ VF [mA]
20
素子材質
AIGaInP / InGaN
許容損失Pd [mW]
400
動作温度範囲[℃]
-40 to 100
保存温度範囲[℃]
-40 to 100
標準規格
AEC-Q102 (Automotive Grade)
特長:
- 高輝度3色発光LED
- フラットフレーム構造による低背パッケージで混色性アップ
- シリコン樹脂封止タイプ
製品概要
背景
近年、自動車の電子化、高機能化が進んでおり、自動速度制御や車間検知、白線検知など、さまざまな運転支援機能が導入されています。このような各種機能が動作している状態をメーター部などのインジケータで表示するため、多彩な色が表現できるRGBチップLEDの需要が高まっています。また、RGBチップLEDを用いた装飾照明で車室内空間の快適性や高級感を演出したいというニーズも増えています。
こうした中、ロームは内製素子技術により、RGB素子の発光特性を細かく制御し、また混色性を高めることで、色ばらつきを低減したRGBチップLEDを開発しました。
概要
一般的にRGBチップLEDを狙いの色に発光させるためには、搭載されている赤・緑・青(RGB)それぞれの素子の色や明るさを細かく制御する技術と、混色性を高める技術が必要です。ロームは、強みである素子の製造段階から作りこみを行う一貫生産体制により、一般品と比べ素子の色ばらつきを抑えることに成功。加えて、RGBチップLEDに生じやすい混色による色ばらつきを素子の混色制御技術によって低減し、車載インテリアなどで求められる正確な色表現に貢献します。また、ロームが要求仕様に合わせて提供する色度シミュレーションシステムを用いることで、色の合わせ込みを細かく対応できるサポートも行います。
アプリケーション例
◇機能・状態表示用インジケータ:メーター、CID、ナビオーディオ、ヒーターコントロールなど
◇装飾照明:足元照明、ルーフ照明、ドアハンドル照明、カップホルダ照明など