BD5426EFS
アナログ入力/BTL出力対応D級スピーカアンプ
BD5426EFS は、薄型テレビ等の省スペース・低発熱用途向けの10W+10W ステレオD 級パワーアンプIC です。
最先端のBCD (Bipolar, CMOS and DMOS) プロセス技術を採用し、出力パワー段のオン抵抗や配線抵抗による内部損失を極限まで排除し、高効率87% (9W+9W 出力,8Ω 負荷時) を実現しました。
さらに、小型裏面放熱タイプのパワーパッケージを採用し低消費電力・低発熱量のため、総合20W 出力まで外付け放熱器が不要になりました。音声系システムの大幅な小型化・薄型化と、大迫力・高音質再生の両方のニーズに応える商品です。
主な仕様
特性:
グレード
Standard
回路方式
Class D
チャンネル数 [ch]
2(Analog)
Speaker Amp Output Power(Max.)[W]
10
ゲイン [dB]
28
最大出力 [W,RL=8Ω]
10+10
最小負荷 [Ω]
6
入力形式
Single
最小動作電圧 [V]
10
最大動作電圧 [V]
16.5
動作温度範囲(Min.)[℃]
-40
動作温度範囲(Max.)[℃]
85
特長:
・ 高効率87% (9W+9W 出力,8Ω 負荷時) 及び低発熱を実現。・ 外付け放熱器なしで10W+10W (13V, 8Ω 負荷時) を出力可能。
・ 最小6Ω までの定格負荷を駆動できる。
・ 電源ON/OFF 時及び電源瞬断時のポップ音を低減。
・ ソフト切り換え技術により、高品位な音声ミュートを実現。
・ スピーカへの過大出力を制限可能な出力電力制限機能を搭載。
・ 高温保護、天絡地絡保護、減電圧保護及びスピーカ直流電圧印加保護回路内蔵の高信頼性デザイン。
・ 複数個使用時に同期可能なマスタ/スレーブ機能を搭載しているためビートノイズの発生を抑えられる。
・ 内部PWM 用サンプリングクロック周波数を調整(250kHz~400kHz)できるためAM ラジオへの不要輻射対策が容易にできる。
・ 小型裏面放熱タイプのパワーパッケージ使用。
・ BD5423AEFS(17W+17W 出力, 4Ω負荷時)とパッケージ共通、ピン配置共通のため、低出力セットから高出力セットまで基板共通設計が可能。