水資源管理に関する調査「CDP水セキュリティ」において最高評価「Aリスト」に選定

2021年12月9日

ローム株式会社(本社:京都市)は、国際環境非営利団体CDP(本社:イギリス)の水資源管理に関する調査において、最高評価である「CDP水セキュリティ Aリスト」企業に選定され、サステナビリティにおける先進企業として認定されました。

CDPは、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体です。「気候変動」や「水セキュリティ」などの環境情報調査を実施し、その結果を公表しています。2021年度は、590以上の機関投資家と、200社の大手購買企業を代表して実施され、過去最高の約13,000社の企業が回答しました。本調査は、「開示の包括性」「環境リスクの認識と管理」「野心的な目標の設定」などを基準として、リーダーシップレベル(A、A-)からマネジメントレベル(B、B-)、認識レベル(C、C-)、情報開示レベル(D、D-)の8段階で評価されます。

ロームは、「環境ビジョン2050」において、限りある資源の無駄をなくすため資源循環の最大化に取り組むことを宣言しています。この宣言に基づき、2030年の水回収・再利用率を2019年度実績比5.5%以上向上するという目標を掲げており、グローバルで取水量や排水量、使用量を管理し、水資源の再利用と工場排水の削減に取り組んでいます。 また、洪水などのリスクに対し、事業継続マネジメントを構築し、拠点別リスク想定と生産継続計画を行っているほか、工場1階床嵩上げなど設備対策も行ってきました。今回、これら水資源に関する取り組みが評価され、最高ランクのA評価をいただきました。ロームグループとしては2015年以来2度目となります。

ロームは、今回の評価結果を励みとして、持続可能な社会の実現に向けて、今後もCSR活動の推進と社会課題の解決に取り組み、ステークホルダーの皆様の期待に応えられる企業を目指してまいります。

「CDP水セキュリティ」において最高評価「Aリスト」

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