2018年9月5日

ローム株式会社(本社:京都市)は、ソニー株式会社およびソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が提供するIoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE™」向けに、センサ拡張ボード「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」およびBluetooth® LE拡張ボード「SPRESENSE-BLE-EVK-701」を開発し、2018年8月よりインターネットでの販売を開始しました。
Spresenseは、低消費電力でありながら、GPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデックを搭載したIoT向けボードコンピュータです。例えば、GPSと高機能プロセッサを活用したドローンや、ハイレゾリューションオーディオの再生・録音、内蔵フルデジタルアンプを活用したスマートスピーカ端末、低消費電力を活かした定点撮影カメラなど、IoTを今まで以上にスマートで高度なものにしていきます。
今回ロームが開発したセンサ拡張ボード「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」およびBluetooth LE拡張ボード「SPRESENSE-BLE-EVK-701」は、Spresenseの持つGPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデック機能に加えて、センサ機能、Bluetooth LE通信機能を追加し、より高度なIoT機器の評価・開発に貢献するものです。
なお、2種の拡張ボードは、2018年8月からチップワンストップ、コアスタッフの2社にて、インターネット販売を開始しています。また、各種ドキュメント、ソフトウェアは、専用WEBサイトからダウンロードすることができます。
今後もロームは、用途が拡大するIoT分野に向けて、社会の安全・快適を実現するためのセンサデバイス、通信デバイスを開発していきます。
<背景>
近年、インフラや農業、自動車などIoT分野の拡大に伴い、IoTを実現するためのサービスやアプリケーション、デバイスが数多く登場するようになってきており、さまざまな企業がその市場に向けたビジネスを進めています。
一方、システムでIoTを考えた場合、開発にはソフトウェアとハードウェアなど、幅広い専門知識と多大な開発工数が必要になります。また、各デバイスにおいては、実装環境・開発環境が異なるため、簡単に評価することが困難でした。
ロームグループはこれらの課題を解決し、メーカーズの開発やIoT機器のプロトタイプ開発に貢献するため、簡単に評価できる電子工作分野に注目、「Lazuriteシリーズ」などオープンプラットフォーム用ツールを開発・販売しています。
<拡張ボードの概要>
■センサ拡張ボード「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」

Spresenseの持つGPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデック機能に加えて、さらに豊富なセンサ機能を追加し、より高度なIoT機器の評価・開発に貢献するものです。標準搭載の加速度、地磁気、気圧に加えて、脈波、カラー、温度、ホールなどの各センサを拡張コネクタにより追加可能です。
- 搭載製品:
- 加速度センサ(KX122-1037)、気圧センサ(BM1383AGLV)、地磁気センサ(BM1422AGMV)
■BLE拡張ボード「SPRESENSE-BLE-EVK-701」

SpresenseにBluetooth® LE通信機能を追加し、Bluetooth®対応機器との接続を可能にするものです。パターンアンテナを内蔵し、回路調整済みであることに加え、日本(TELEC)、米国(FCC)、欧州地域(CE)における無線法令規制の認証、またBluetooth® SIG認証を取得済みです。ArduinoおよびNuttX向けソフトウェアとスマートフォンアプリを提供し、簡単に通信評価を行うことが出来ます。
- 搭載製品:
- BLEモジュール(MK71251-02A)
<公開サポート情報>
SPRESENSE Add-Onボード特設サイトで拡張ボードの導入に必要なデータを公開しています。
<関連情報>
この件に関するお問い合わせはこちら
センサおよびBLE通信の簡単導入でIoT機器開発を促進
2018年9月5日
ローム株式会社(本社:京都市)は、ソニー株式会社およびソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が提供するIoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE™」向けに、センサ拡張ボード「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」およびBluetooth® LE拡張ボード「SPRESENSE-BLE-EVK-701」を開発し、2018年8月よりインターネットでの販売を開始しました。
Spresenseは、低消費電力でありながら、GPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデックを搭載したIoT向けボードコンピュータです。例えば、GPSと高機能プロセッサを活用したドローンや、ハイレゾリューションオーディオの再生・録音、内蔵フルデジタルアンプを活用したスマートスピーカ端末、低消費電力を活かした定点撮影カメラなど、IoTを今まで以上にスマートで高度なものにしていきます。
今回ロームが開発したセンサ拡張ボード「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」およびBluetooth LE拡張ボード「SPRESENSE-BLE-EVK-701」は、Spresenseの持つGPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデック機能に加えて、センサ機能、Bluetooth LE通信機能を追加し、より高度なIoT機器の評価・開発に貢献するものです。
なお、2種の拡張ボードは、2018年8月からチップワンストップ、コアスタッフの2社にて、インターネット販売を開始しています。また、各種ドキュメント、ソフトウェアは、専用WEBサイトからダウンロードすることができます。
今後もロームは、用途が拡大するIoT分野に向けて、社会の安全・快適を実現するためのセンサデバイス、通信デバイスを開発していきます。
<背景>
近年、インフラや農業、自動車などIoT分野の拡大に伴い、IoTを実現するためのサービスやアプリケーション、デバイスが数多く登場するようになってきており、さまざまな企業がその市場に向けたビジネスを進めています。
一方、システムでIoTを考えた場合、開発にはソフトウェアとハードウェアなど、幅広い専門知識と多大な開発工数が必要になります。また、各デバイスにおいては、実装環境・開発環境が異なるため、簡単に評価することが困難でした。
ロームグループはこれらの課題を解決し、メーカーズの開発やIoT機器のプロトタイプ開発に貢献するため、簡単に評価できる電子工作分野に注目、「Lazuriteシリーズ」などオープンプラットフォーム用ツールを開発・販売しています。
<拡張ボードの概要>
■センサ拡張ボード「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」
Spresenseの持つGPS受信機能とハイレゾリューション・オーディオコーデック機能に加えて、さらに豊富なセンサ機能を追加し、より高度なIoT機器の評価・開発に貢献するものです。標準搭載の加速度、地磁気、気圧に加えて、脈波、カラー、温度、ホールなどの各センサを拡張コネクタにより追加可能です。
■BLE拡張ボード「SPRESENSE-BLE-EVK-701」
SpresenseにBluetooth® LE通信機能を追加し、Bluetooth®対応機器との接続を可能にするものです。パターンアンテナを内蔵し、回路調整済みであることに加え、日本(TELEC)、米国(FCC)、欧州地域(CE)における無線法令規制の認証、またBluetooth® SIG認証を取得済みです。ArduinoおよびNuttX向けソフトウェアとスマートフォンアプリを提供し、簡単に通信評価を行うことが出来ます。
<公開サポート情報>
SPRESENSE Add-Onボード特設サイトで拡張ボードの導入に必要なデータを公開しています。
◆ドキュメント :回路図、マニュアル
◆ソフトウェア :サンプルコード(Arduino、NuttX)
詳しくは下記URLをご確認ください。
https://www.rohm.co.jp/support/spresense-add-on-board
<関連情報>
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