ローム株式会社は、1958年に小型抵抗器メーカーとして京都で操業を開始しました。
今でいうところの「ベンチャー企業」です。
1970年代には、日本企業としては初めて米国のシリコンバレーに進出し、本格的に半導体分野へ参入。
身の回りの家電製品の進化を支え続けたロームは、自動車、産業機器へと市場を広げ、
今では国内外80か所以上の拠点を持つ総合電子部品メーカーとなりました。
省エネと小型化に寄与する技術は、電気自動車や高速通信のための大規模サーバーなど
今後の社会を支える分野で欠かせないものとなっています。
ロームはこれからも、エレクトロニクスの技術で社会が抱える様々な課題を解決し、
未来に向けて、人々の豊かな暮らしと社会の発展に貢献していきます。
NEWTVCM
Electronics for the Future 篇
ロームの掲げるステートメントは”Electronics for the Future”。
そこには「エレクトロニクスの技術で、社会が抱える様々な課題を解決し、
未来に向けて、人々の豊かな暮らしと、社会の発展を支え続ける会社」という
ロームの誓いが込められています。
このCMでは、宇宙から地球を見つめる視点から始まり、
都市の景観や人の営みを捉えながら、
最終的には電気自動車に使用されている半導体内部に飛び込んでいきます。
そこにあるのは、極限までに微細な構造体。
驚くほど小さな製品が、電気自動車だけではなく、
地球上の様々な場所で、人の暮らしの営みの中で、
わたしたちの今とこれからの生活を支えていることをCMのストーリー全体で表現しています。
「世界を動かす大きな力は、無数の小さな力が集まって生み出されている」という言葉には、
世界中の様々な場所で働いている半導体のことだけではなく、
地球の未来を良くしていくのは、わたしたちひとりひとりの力である、という思いも込めています。
わたしたちロームも、地球の未来を創っていく責任ある企業として、
その役割をしっかりと果たしていきたいと考えています。
ARTIST
「 115万キロのフィルム 」
【2018.04.11 Release「エスカパレード」収録】
ROHM×MUSIC
ロームは、40年以上前から、
オーディオ機器のための電子部品・半導体の開発にも取組んで来ました。
素晴らしい音楽を奏でるために、音楽家が楽譜に向き合い音楽を追求して行くような、
そんな気持ちを持ちながら、商品開発に取り組んでいます。
また、技術の探究にとどまらず、企業活動の一環として、
音楽を通じて豊かな文化を作ることへの貢献を目指し、
1991年には「公益財団法人ロームミュージックファンデーション」を設立し、
音楽を学ぶ学生への奨学援助による音楽家の育成をはじめ、音楽文化の発展・普及活動などを行い、
ハードとソフトの両面で「音楽」の支援を行っております。
特に京都では、文化芸術都市としての京都の街の発展へ、「音楽」を通じて貢献したい。
そんな思いから、2016年に「ロームシアター京都」の、50年間のネーミングライツを開始。
文化芸術の創造・発信拠点として、音楽イベントへの協賛なども積極的に行い、
「音楽」を通じて京都の街への貢献を目指しています。
音楽を通じて豊かな文化を作ることの貢献を目指すロームだからこそ、
誰もがワクワクする様な音楽をつくり続ける
「Official髭男dism」の活動に深く共感し、CMのメッセージを引き出してくれる「115万キロのフィルム」というインディーズ時代の名曲を、
前作のCMから継続起用しています。
ARCHIVE
electric landscape 篇
electric landscape 篇 コンセプト
いま世界中で、自然環境が、人の暮らしが、大きく変化しています。
人間の創り出すテクノロジーは、急速に進歩し、
それは地球の自然や環境を壊してしまいかねないほど強くなりました。
だからこそ、人間は、これまで以上に何をつくり、それを使ってどんな世界を作り出していくかということを、
注意深く、真剣に考えて行かなければならないと思うのです。
わたしたちロームは、家電や通信機器、自動車やロボットも、
地球上の暮らしのあらゆる電子機器の中で働く「半導体」をつくっている会社。
これからも、質の高い半導体の技術で、省エネルギーを実現しながら、
人の暮らしをより便利に、より快適に、より楽しくしていきたい、
そして、あらゆる人々の夢や未来の実現に、いつも真剣に向き合っていきたいと考えています。
半導体の技術で、自然の豊かさと、人の暮らしの豊かさ、そして未来の社会づくりに貢献すること。
これが、私たちロームの思いです。