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グリーン調達サプライチェーンマネジメント
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グリーン調達の推進姿勢
ロームグループでは、環境方針に掲げている通り、自然資本の重要性を認識し、地球環境に貢献・配慮した取り組みの推進を経営の重要課題として行ってきました。地球環境を破壊せず、社会の持続発展を目指すには、環境負荷がより少ない、資源循環型の事業活動が必要となります。ロームグループでは、サプライチェーン全体で環境法令や条例、国際ガイドラインを順守することはもちろん、環境に配慮した部品・材料の調達に取り組んでいます。
化学物質管理に関わる法規制が益々厳しさを増す中、ロームグループでは、グリーン調達を推進するため、調達する部品・材料が含有する化学物質調査の精度向上に取り組んできました。ローム独自の基準に照らし合わせて部材の含有物を審査し、基準を満たしたもののみを調達可能製品として「調達システム」に登録することで、使用禁止物質を調達しない仕組みを構築しています。また、お取引先様にも製品含有化学物質管理の徹底をお願いするために、グリーン調達ガイドライン※1および製品化学物質管理基準書※2を発行して取り扱う部材の指定基準への適合有無・状況を確認していただいています。
達成目標と取り組み
【達成目標】
お取引先様の環境管理体制自己評価結果に沿ったフィードバックと改善活動により、お取引先様の環境管理体制を当社基準の合格レベルに引き上げる。
【達成指標】
お取引先様の環境管理体制自己評価合格率100%
| 達成目標 （達成年度：2025年度） |
対象 | 2023年度目標 | 2023年度実績 | 2024年度目標 |
|---|---|---|---|---|
| 100% | ローム | 96.0% | 92.8% | 96.0% |
| ロームグループ | - | 87.7% | 92.0% |
ローム アセスメント結果
| 評価区分 | ローム基準への適合率 | 2022年度 | 2023年度 | 対応内容 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 社数 | 比率 | 社数 | 比率 | |||
| A | 70%以上 | 376 | 92.6% | 376 | 92.8% | - |
| B | 40%以上 70%未満 |
1 | 0.2% | 1 | 0.2% |
|
| C | 40%未満 | 11 | 2.7% | 1 | 0.2% |
|
| 是正依頼中 | 0 | 0.0% | 9 | 2.2% | ||
| 未回答 | 18 | 4.4% | 18 | 4.4% | ||
| 合計 | 406 | 100.0% | 405 | 100% | ||
ロームグループ アセスメント結果
| 評価区分 | ローム基準への適合率 | 2022年度 | 2023年度 | 対応内容 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 社数 | 比率 | 社数 | 比率 | |||
| A | 70%以上 | - | - | 1,115 | 87.7% | - |
| B・C | 70%未満 | - | - | 16 | 1.3% |
|
| 是正依頼中 | - | - | 9 | 0.7% |
|
|
| 未回答 | - | - | 131 | 10.3% | ||
| 合計 | - | - | 1,271 | 100% | ||
これまでの活動実績
| 2019年度 | 512社のお取引先様に製品含有化学物質調査票を配布し、489社様から回答いただきました。 |
| 2020年度 | ローム独自の基準による評価を実施した結果、3社のお取引先様において一部要求を満たしていない項目が発生しました。 |
| 2021年度 | 是正事項の改善に取り組んでいただいた結果、2社のお取引先様にロームが要求する基準をクリアいただきました。 |
| 2022年度 | 3年に1回の製品含有化学物質調査票による定期自己評価を実施。 サプライチェーンの精査により、対象社数が減少しました。また、今回一部要求を満たしていないお取引先様に対しては、課題の把握と状況を共有し、改善に向けた活動を開始しています。 |
| 2023年度 | ロームグループレベルでのアセスメントを開始。 一部ローム基準を満たしていないお取引先様及び未回答のお取引先様については、状況確認と課題把握に努め、 改善に向けた取り組みを進めております。 |
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