REFLVBMS003 - Reference Design

本リファレンスデザインは、マクセル株式会社（以下、マクセル）の全固体電池を使ったバッテリーマネジメントソリューションを簡単に検討可能です。ソーラー発電をはじめとしたエナジーハーベストからの充電に対応しており、設備やインフラのモニタリングデバイス、表示デバイス、ウェアラブルデバイスなど、産業機器、民生機器の幅広いアプリケーションに使用可能です。（リファレンスボード「REFLVBMS003-EVK-001」に関しては、担当営業もしくはこちらよりお問い合わせください。）
一般的に全固体電池は、液体電解質を用いたリチウムイオン電池等の二次電池に比べて、液漏れや電解質の劣化が起こりにくいことから、幅広い動作温度範囲、長寿命、高信頼といった特長を持つため、次世代の二次電池として注目されています。

「REFLVBMS003」は、ロームグループであるラピステクノロジーの充電制御IC、ロームの超低消費電流技術「Nano Energy™」を搭載した電源ICを、マクセルの全固体電池（PSB401010H／PSB401515H(開発中)）と組み合わせたリファレンスデザインです。電池と電源部分のソリューションとなっており、幅広いエナジーハーベストとの組み合わせが検討可能です。

マクセルの全固体電池について(マクセルホームページ)

• 幅広い温度範囲に対応した高耐熱^*1・長寿命^*2・高い安全性^*3のマクセル製全固体電池を搭載
• 超低消費電流技術 Nano Energy™ 搭載昇圧DC-DCコンバータICにより、電池寿命を大幅に拡大
• エナジーハーベストからの給電や、二次電池の状態を監視して最適な制御を行う充電制御ICを搭載
• 新型の大容量電池、PSB401515H(開発中)を搭載したボードも準備！

*1　高耐熱：～125℃環境。マクセルの試験条件による。
*2　長寿命：各種評価や分析および解析による当社の寿命予測結果。
*3　高い安全性：摂氏200°C加熱や釘刺し、外部短絡など、各種安全性試験において発火発煙無し。