20240214_356

水資源管理に関する調査「CDP水セキュリティ」において最高評価「Aリスト」に選定されました

  • 2024-02-14
  • ガバナンス

ローム株式会社(本社:京都市)は、国際環境非営利団体CDP(本社:イギリス)の水資源管理に関する調査において、最高評価である「CDP水セキュリティAリスト」企業に選定され、サステナビリティにおける先進企業として認定されました。
CDP水セキュリティ質問書に回答した4800社を超える企業のうち、「Aリスト」選定企業は101社であり、ロームは「A」を達成した数少ない企業のうちの1社となりました。

CDPは、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体です。「気候変動」や「水セキュリティ」などの環境情報調査を実施し、その結果を公表しています。
本調査は、TCFDに完全に整合しており、そのスコアは持続可能でレジリエントなネットゼロ経済に向けた投資や購買の意思決定に広く活用されています。2023年には、740社以上の署名金融機関が、CDPのプラットフォームを通じて環境への影響、リスク、機会に関するデータの開示を要請し、過去最多の約23,000社の企業が回答しました。「開示の包括性」「環境リスクの認識と管理」「野心的な目標の設定」などを基準として、リーダーシップレベル(A、A-)からマネジメントレベル(B、B-)、認識レベル(C、C-)、情報開示レベル(D、D-)の8段階で評価されます。

ロームは、「環境ビジョン2050」において、限りある資源の無駄をなくすため資源循環の最大化に取り組むことを宣言しています。この宣言に基づき、2030年の水回収・再利用率を2019年度実績比5.5%以上向上するという目標を掲げており、グローバルで取水量や排水量、使用量を管理し、水資源の再利用と工場排水の削減に取り組んでいます。また、洪水などのリスクに対し、事業継続マネジメントを構築し、拠点別リスク想定と生産継続計画を行っているほか、洪水対策を踏まえた新生産棟を建設するなど継続的な対策を行っております。これら水資源に関する取り組みが評価され、最高ランクのA評価をいただきました。ロームグループとしては2015年以来4度目となります。
また、「CDP気候変動」については、「A-リスト」企業に選定されました。

 

ロームは、今回の評価結果を励みとして、持続可能な社会の実現に向けて、今後もCSR活動の推進と社会課題の解決に取り組み、ステークホルダーの皆様の期待に応えられる企業を目指してまいります。

CDP水セキュリティ Aリスト

csr_ニュース用CSS

common_css