SG8355WN (新製品)
短絡耐量7μs, 650V 50A, IGBT Bare Die主な仕様
特性:
Series
A: For inverter (tsc 7-10µs)
VCES [V]
650
IC(Nominal) [A] / IF(Nominal) [A]
50
VCE(sat) (Typ.) [V]
1.55
tsc(Min.) [us]
7
Operating Temperature (Min.)[°C]
-40
Operating Temperature (Max.)[°C]
175
特長:
- Trench Light Punch Through Type
- Low Collector - Emitter Saturation Voltage
- Short Circuit Withstand Time 7μs
製品概要
概要
本製品は、車載向けの電動コンプレッサやHVヒーター、産業機器向けのインバータなどに最適な、650V耐圧の第4世代IGBTベアチップです。
本製品は、プロセス及び外周構造も含めたデバイス構造を見直すことで、電流密度を向上するとともに、導通損失とスイッチング損失を低減しています。さらに、低損失化とトレードオフの関係にある高短絡耐量もTj=25℃時で7マイクロ秒(μs)を確保。これにより、アプリケーションの高効率化と信頼性向上に貢献しています。
開発の背景
高電圧化が進む電気自動車では、主機インバータ等の大電力を取り扱うアプリケーションで高効率なSiCの採用が進む一方、車載用電動コンプレッサやHVヒーターなど電力容量の小さい補機類では、スイッチングデバイスに650V耐圧のIGBTが広く採用されています。また、産業機器でもモーターやコンプレッサ等を中心にシリコンIGBTが多く用いられています。
こうしたアプリケーションでは、省エネルギー化や筐体の小型化が求められており、パワーデバイスにも信頼性の向上や小型化、高効率化が強く求められています。特にインバータやヒーター回路では、短絡時の過電流を検知して遮断するまでの時間に耐えられる短絡耐量が不可欠です。
こうした背景から、本製品はデバイス構造を見直すことで、高電圧に適応しながら低損失特性と高短絡耐量を両立しています。
アプリケーション例
◇車載電動コンプレッサ
◇車載HVヒーター(PTCヒーター、クーラントヒーター)
◇産業機器インバータ