BD37511FS
2バンド・イコライザ内蔵サウンドプロセッサ
セット設計効率を向上することを目的として、制御ソフトウェアの共通化と基板の共通化を実現したシリーズです。低音と高音の音質を調整する2バンドのイコライザを内蔵。それらのフィルタは外付け部品を必要としません。また、3入力セレクタとボリウム、4ch 独立制御のフェダーボリウムにより3つの音楽ソース入力とフロント・リアのLch・Rchの4出力に対応します。高性能、かつ外付け部品の少ない省スペース設計が可能で、スタンダードなセットに最適です。
主な仕様
特性:
入力 (ch) ?
Stereo 3
入力ゲイン (dB/Ad-Sw) ?
+20~0/-
Vcc (Min.)[V]
7
Vcc (Max.)[V]
9.5
Iq [mA]
15
Outputs
4
Tone Control Band
BASS, Treble
Number of of single input
3
ボリューム (ch/Ad-Sw) ?
2/Yes
ボリューム範囲/分解能 (dB/dB) ?
0~-40/1
[I]入力セレクタと独立
[C]入力セレクタと縦続
?
C
フェダー (ch/Ad-Sw) ?
4/Yes
フェダー範囲/分解能 (dB/dB) ?
0~-62, -∞/1
出力電圧 (V, typ)
2.2
THD+N (dB)
0.005
EQ (Band数) ?
2
ミュート端子 ?
Yes
Output Noise [µVrms]
6
I/F
I2C
電源電圧 (V) ?
7.0~9.5
温度 (Min.) [℃]
-40
温度 (Max.) [℃]
85
パッケージサイズ [mm]
8.7x7.8 (t=2.01)
特長:
・アドバンスト・スイッチ回路によりミュート、メインボリウム、フェダーボリウム、バス、トレブルのゲイン・減衰量の切換ノイズを
軽減(全ステップ対応)
・2バンド・イコライザ用フィルタを内蔵することにより外付け部品を
大幅に削減し、GvをI²C BUS により制御することが可能
・バス、トレブルはゲイン調整幅±20dB、1dBステップ
・Bi-CMOSプロセスを使用し、低消費電流で省エネルギー設計に最適となっており、
セット内部のレギュレータの小規模化や発熱に対してより品質的に有利
・パッケージにSSOP-A20を使用。音声入力端子、音声出力端子を
それぞれまとめて配置し、信号の流れを一方向に揃えていることが
基板パターンのレイアウトを容易にし、基板面積の削減に貢献
・I²C BUSは、3.3V / 5Vに対応