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社会の課題解決に貢献する最先端技術、ソリューションを紹介

11/08/2019

CEATEC 2019

ロームは、10月15日(火)~ 10月18日(金)に日本の千葉県で開催されたCPS / IoT Exhibition 「CEATEC 2019」に出展しました。

今年のロームブースのテーマは『Move Forward ! WITH OUR SEMICONDUCTORS』。自動化/高効率化をキーワードに「Society5.0」実現に向け、社会の課題解決に貢献するロームの最先端技術やソリューションを、「車載ソリューション」「SiCソリューション」「アナログ・モータ」「センサ・無線」「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」の5つのコーナーに分けて展示しました。

ここではロームブースの出展製品をコーナーごとに紹介します。

 

車載ソリューション

「パワートレインの電動化」や「自動運転」など、電装化が加速する自動車において、技術革新のカギを握る半導体や電子部品。ロームが誇る豊富な車載半導体を搭載したコックピット型デモを全面リニューアルし、実用化が期待される車載システムの最新機能を紹介しました。

車載ソリューション

 

SiCソリューション

本格的な普及期に入ったSiCパワーデバイス。最新デバイスはもちろんのこと、制御ICなどの周辺部品や評価ボードなどSiCに精通したロームならではの最新ソリューションを紹介しました。さらに今回はSiCパワーデバイス搭載のxEVを再現したデモを初展示。来場頂いた皆様に、最新のSiCパワーデバイス採用事例とともに、xEV向けソリューションをご覧頂きました。

SiCソリューション

 

アナログ・モータ

垂直統合型生産体制の強みを活かし、「回路設計」「レイアウト」「プロセス」という3つのコア技術を融合させることで、世界最高峰のアナログデバイスが続々と誕生しています。ロームが誇る最先端電源技術Nanoシリーズとしては、コンデンサ不要の電源回路技術「Nano Cap™」が初登場。耐ノイズ/低ノイズ特性を備えたオペアンプ・コンパレータなど、最新かつ最先端のアナログ技術をご覧頂きました。

アナログ・モータ

 

センサ・無線

Society5.0の実現に向けてロームは豊富なセンサデバイスや無線通信などで貢献しています。今回は超高速印字が可能なプリントヘッドを使用したラベル印刷をはじめ、物流課題を解決するスマート物流ソリューションを「印刷」「保管」「仕分け」「出荷」に分けて展示しました。

センサ・無線

 

ROHM OPEN HACK CHALLENGE

気軽に電子工作やプロトタイプづくりに取り組める環境が広がっている昨今。ロームは、モノづくりに携わるエンジニアやクリエイターのアイデア創出をサポートするべく、簡単に利用できる開発キットを提供するオープンイノベーション活動を推進しています。今回、ローム製デバイスを活かしたプロトタイプ作品を募集するモノづくりコンテスト『ROHM OPEN HACK CHALLENGE』の優秀作品5つと、審査員のひとりであり、エンジニア・タレントの池澤あやかさんが同コンテストのハッカソン参戦時につくられた作品を展示しました。

ROHM OPEN HACK CHALLENGE

 

今年で20周年を迎えたCEATEC 2019。「つながる社会、共創する未来」を開催テーマに787社/団体が出展し、登録来場者数は昨年を上回る144,491名と、会場内は連日多くの来場者で賑わっていました。ロームブースにも、幅広い業界、職種、年齢の方々にご来場頂き、デモンストレーションを通じて、ロームの製品技術・ソリューションに触れて頂くよい機会となりました。ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました!

CEATEC 2019

ロームは、今後も半導体、電子部品が必要とされるあらゆる分野に向け、お客様のニーズに応える製品開発を進めていきます。