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絶対最大定格を一瞬だけ越えての使用はできますか?
絶対最大定格を越えての使用は一瞬だけでもできません。ブレークダウンしてトランジスタが破壊したり、hFEが低下するなど劣化の可能性があります。単発パルスの場合、使用できる範囲は安全動作領域(SOA)をご確認下さい。連続パルスの場合は電力計算や素子温度の計算が必要になります。詳しい判断手順は、「使用可否判断方法」・「素子温度の計算方法」をご参考下さい。
(また、合わせて "ディレーティング"に関する項もご参照下さい。)
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Bipolar Transistors
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FAQ ID: 230
1.5V駆動とありますが、既存品の置換え(1.8V駆動品、2.5V駆動品)は可能ですか?
1.5V駆動の意味は、ゲートーソース間電圧:MIN1.5Vまで駆動できるという意味ですので、1.8V、2.5V駆動の置換えとして可能です。但し、ゲートーソース間電圧に最大定格:±10V以上印加する場合は4V駆動品を使用してください。
Products:
MOSFETs
FAQ ID: 236
瞬間的に定格電流以上の電流が流れますが、使用可否判断はどのようにすればいいですか?
製品毎のSOA(Safe Operating Area)がありますので、エリア内であれば使用可能と判断いたします。
例:VDS=20V、Idpeak=2A、Pw=100μs時 ⇒ Pw=100μsのエリア内なので使用可能です。
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Bipolar Transistors
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FAQ ID: 237
周囲温度が変わった時にどのような事に注意が必要ですか?
許容損失(Pc)は周囲温度(Ta)に合わせて、軽減(ディレーティング)する必要があります。以下のグラフからトランジスタにかかる電力を周囲温度に合わせて軽減して下さい。
安全動作域(SOA)のディレーティングも必要ですので詳しくは「ロームのトランジスタを安心してお使いいただくために-TR使用可否判断方法」をご参照ください。
また、電気的特性では 例えばバイポーラトランジスタ/デジタルトランジスタの場合, 入力電圧(VBE, VI(on), VI(off),)や hFE, GIは温度により特性が変動します。電気的特性曲線グラフから温度が変化した時も動作に問題がないように設計して下さい。MOSFETも同様に配慮下さい。
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FAQ ID: 239
トランジスタ/ダイオード製品のMSDS(SDS)はありますか?
トランジスタ、ダイオード製品については、 固形物に該当しMSDS作成及びその提供が適用されません。
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FAQ ID: 340
トランジスタの熱抵抗で、パッケージが同じものは、チャンネル外気間の熱抵抗は同じになると考えてもいいですか?
小信号品では同じと考えて頂いても大きな差異はありません。
ただしパワー品では、定格によって同パッケージでも熱抵抗値は異なります。
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FAQ ID: 381
トランジスタの熱抵抗で、熱量が大きく、条件時の記載以上の基板面積を必要と考えられる場合、その時の算出方法はどのようにすればいいですか?
個別に使用基板でのRthの測定が必要となります。
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FAQ ID: 382
なぜハロゲンフリー化するのか?
従来よりRoHS指令に対応する臭素系難燃剤を含むモールド樹脂を使用していましたが、さらなる環境影響低減のために、ハロゲンフリー樹脂を採用していきます。
ロームのハロゲンフリーの定義(均質材料中で):
①塩素が900ppm以下
②臭素が900ppm以下
③塩素および臭素の合計含有率が1500ppm以下
④三酸化アンチモンが1000ppm以下。
これは、IEC61249の規定に適合し、環境管理に厳しい欧州主要メーカー要望値を満足するものです。
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FAQ ID: 418
半導体部品はUL規格に準拠しているか?
ULは安全規格であり、トランジスタ、ダイオードの製品としては、UL認証はしていません。
ただし、難燃性が求められるモールド樹脂については、難燃性グレードUL94V-0が認証された材料を使用しています。,
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FAQ ID: 421
車載品と一般品との差異について
一般民生でも実績のある汎用タイプの製品においては、基本的には特性、仕様書上の保証項目、材料に差異はありません。
製造工程においては、層別できるように特別管理を行っています。
また、トレーサビリティについては15年を確保します。
また、車載ユーザーからの、特別な個別要求に対してもできる限り対応できるようにしています。
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FAQ ID: 422
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