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フォーミュラE シーズン5:VENTURI Formula Eチームのモルタラ選手が第5戦の香港大会で“初優勝”

03/13/2019

2018年12月に開幕した世界最高峰の電気自動車レース「FIAフォーミュラE選手権2018-2019(シーズン5)」。

ロームはシーズン3より、モナコを拠点とするVETNRURI Formaula Eチーム(以下、VENTURIチーム)のオフィシャル・テクノロジー・パートナーを務めており、SiCパワーモジュールを提供することで、マシンの性能向上をサポートしています。

今回、3月10日に行われた第5戦の香港大会で、VENTURIチームのモルタラ選手が“初優勝”を飾りました。

<レース詳細レポート>

香港島の高層ビル群のなかに設けられた市街地サーキットでは、予選時に降っていた雨もなんとか上がったものの、路面が乾いている場所と濡れている場所が混在する、非常に難しいコンディションになりました。

VENTURIチームは予選から非常に好調な走りでモルタラ選手が6位、マッサ選手が9位と入賞圏内からのスタート。モルタラ選手は直近2レースで4位、3位と調子をあげており、昨年の香港では2位と相性の良いサーキットでもあったため、期待感が高まっていました。

決勝は序盤で3台が交代する衝突が起こり、一時中断が起こるなど、刻一刻と変化する路面状況や極端に狭い道幅に対応できず、脱落していく選手が多いレース展開となりました。

一方、モルタラ選手とマッサ選手はともに安定した走りで、着実にライバルたちを追い抜き、順位を上げていきました。

これだけでも十分価値のあるレースでしたが、驚きの報せが届いたのはレースの4時間後でした。

なんと1位だったサム・バード選手(ヴァージンレーシング)に追突のペナルティが課され、6位に降格。その結果、モルタラ選手が繰り上がり優勝となりました。

 

<エドアルド・モルタラ選手のコメント>

「素晴らしい週末でした。今シーズン序盤は、上位に入ることができない状態でしたが、チームメンバーが最高の仕事をしてくれています。これはチームの勝利です。さらに、チームのモチベーションがあがっていくことでしょう。」

 

元F1ドライバーのマッサ選手も5位に入り、調子をあげてきており、チームの総合順位も11チーム中、堂々の4位となっています。

次の大会は2週間後、中国・海南島の三亜で開催されます。

ぜひ、今後もVENTURIチームの活躍にご期待ください!

 

ロームのFormula Eへの取り組みについては、こちらをご覧ください。

https://micro.rohm.com/jp/formulae/

https://www.rohm.co.jp/blog/-/blog/id/5952549