Internet Explorerをお使いのお客様へ:
ロームウェブサイトはIE11を推奨ブラウザとしていません。ロームウェブサイトを快適にご使用いただくにはブラウザを更新してください。
ニュース
採用情報
お問い合わせ
サイト内検索
ローム製品
クロスリファレンス
ネット商社在庫
Global - English
Americas - English
Europe - English
Europe - Deutsch
ASEAN/India - English
简体中文
繁體中文
한국어
日本語
会員登録/ログイン
製品情報
技術サポート
アプリケーション
購入・サポート
企業情報・投資家情報
サステナビリティ
会員登録/ログイン
製品情報
技術サポート
アプリケーション
購入・サポート
企業情報・投資家情報
サステナビリティ
Home
FAQ Search
BD7Fシリーズについて、負荷を大きくしていった時にスイッチング波形の乱れが大きくなっていきます。入力コンデンサ容量を大きくしてもあまり変化は見られませんでした。どういった原因が考えられますでしょうか?
View ALL FAQ
お問い合わせ
FAQ's
BD7Fシリーズについて、負荷を大きくしていった時にスイッチング波形の乱れが大きくなっていきます。入力コンデンサ容量を大きくしてもあまり変化は見られませんでした。どういった原因が考えられますでしょうか?
本ICはスイッチングOFFしてから250ns(Typ)後のSW端子電圧(フライバック電圧)を検出してフィードバック制御を行いON時間を決定します。そのため、OFF時に発生するピーク電圧やリンギングが収束せず、検出時間(250nsec(Typ))までにSW端子電圧が安定していない場合にはにジッタが発生したり、適切な出力電圧が出せなくなる可能性があります。
安定した制御動作を行うためにはフライバック電圧のピーク電圧を抑えるようトランスの調整(結合度を改善し、漏れインダクタンス値を低減させる)、またスナバ回路によりスイッチングOFF時のSW端子電圧の変動を抑える方法を推奨しております。DZスナバはツェナー電圧をフライバック電圧よりも高く設定することにより、過昇圧時のみ動作させ漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーを消費します。また、ツェナー電圧が高いほど早くエネルギーを消費するため、クランプされる時間は短くなりますがSW端子に印加される電圧が上昇する背反があるため、SW端子耐圧(60V)を超えない設計をする必要があります。
DZスナバの設計は下記計算を満たしてください。
D1:ツェナ―ダイオード
D2:ショットキーダイオード(推奨)
Np:1次側トランス巻数
Ns:2次側トランス巻数
VIN:VIN入力電源電圧
VOUT:出力電圧
Vf:2次側出力ダイオード順方向電圧
・D1ツェナ―電圧 > Np / Ns × (Vout+Vf)
・SW端子定格(60V) > VIN + Np / Ns × (Vout+Vf)
・D2直流逆方向電圧> VIN
また、トランスの漏れインダクタンス成分によりクランプされる時間が異なりますので最終的に実機での調整が必要となります。
Please Wait...