FAQ's
  • SPIのEEPROMについて、
    「ページ」と「ページライト」について教えて下さい。
    • SPIのEEPROMの「ページ」について
      1アドレスあたり8bit(1バイト)のデータが格納できますが、複数のアドレスをグループ化して、ページとして割り当てています。例えばある1kbitの製品は、アドレス数(バイト数)は128、1ページ当たり16アドレス、ページ総数は128/16=8ページとなっており、アドレスとページの対応は以下となります。
      • ページ0: 000 0000b~000 1111b (00h~0Fh)の16アドレス
      • ページ1: 001 0000b~001 1111b (10h~1Fh)の16アドレス
      • ページ2: 010 0000b~010 1111b (20h~2Fh)の16アドレス
      • ページ3: 011 0000b~011 1111b (30h~3Fh)の16アドレス
      • ページ4: 100 0000b~100 1111b (40h~4Fh)の16アドレス
      • ページ5: 101 0000b~101 1111b (50h~5Fh)の16アドレス
      • ページ6: 110 0000b~110 1111b (60h~6Fh)の16アドレス
      • ページ7: 111 0000b~111 1111b (70h~7Fh)の16アドレス
      1回で書き込める領域は最大で1ページ単位となっており(ページライト)、全アドレスを1回で書き込むことはできません。製品によって1ページあたりのアドレス数や総ページ数が異なります。資料をご参照下さい。製品毎のアドレスとページの対応については、各Datasheetをご確認下さい。

      SPIのEEPROMの「ページライト」について
      タイミングチャートについては、各製品のDatasheetをご参照下さい。「ページライト」という命令はなく、通常の「書き込み命令」を用います。ページ内の任意のアドレスから書き込みを開始できます。CSBを"L"にした後、ライトコマンドに続いて「開始したいページのアドレス+8bitデータ」送信後、CSBを"H"に戻さず"L"にしたまま8bitデータを送信し続けると、8bit入力される毎に内部でアドレスがインクリメントされ、以降のアドレスを指定することなくページ内の連続したアドレスのデータをレジスタに設定できます(BR25G-3/BR25H-2C/BR25A-3Mについてはページ内最終アドレスまで行くとページ最初のアドレスに戻り、1周を超えるとレジスタは上書きされていきます)。最終的にCSBを"H"に戻した時点のレジスタ値がEEPROMの該当ページに書き込まれます。

      関連リンク:技術資料
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