Internet Explorerをお使いのお客様へ:
ロームウェブサイトはIE11を推奨ブラウザとしていません。ロームウェブサイトを快適にご使用いただくにはブラウザを更新してください。
ニュース
採用情報
お問い合わせ
サイト内検索
ローム製品
クロスリファレンス
ネット商社在庫
Global - English
Americas - English
Europe - English
Europe - Deutsch
ASEAN/India - English
简体中文
繁體中文
한국어
日本語
会員登録/ログイン
製品情報
技術サポート
アプリケーション
購入・サポート
企業情報・投資家情報
サステナビリティ
会員登録/ログイン
製品情報
技術サポート
アプリケーション
購入・サポート
企業情報・投資家情報
サステナビリティ
Home
FAQ Search
オペアンプについて、外付け抵抗による増幅回路の利得設定に対して、実測値が設計値と異なる場合に考えられる原因を教えて下さい。
View ALL FAQ
お問い合わせ
FAQ's
オペアンプについて、
外付け抵抗による増幅回路の利得設定に対して、実測値が設計値と異なる場合に考えられる原因を教えて下さい。
増幅回路の利得が設計値と合わないように見える理由はいくつか考えられます。
①オフセットの影響
入力オフセット電圧は設定した電圧利得倍で出力オフセット電圧として発生します。利得が高くなるほど影響が大きくなります。入力オフセット電圧の規格値を設定利得倍した出力電圧のずれが許容できない場合は低オフセットオペアンプをご検討下さい。また入力バイアス電流と外付け抵抗の積による電圧が出力オフセットになるため、抵抗値はできるだけ小さくし、非反転入力と反転入力の入力端子から見た合成抵抗値を揃える、またはCMOSオペアンプをご検討下さい。
②最大出力電圧の影響
入力振幅が大きいことによる出力振幅設定が最大出力電圧を超え出力がクリップしている可能性があります。負荷電流が大きく電流能力が不足している場合には最大出力電圧も低下しますのでご注意下さい。オシロスコープで出力波形をご確認下さい。電源電圧や負荷条件を見直すか出力フルスイングオペアンプをご検討下さい。
③スルーレートの影響
オシロスコープで出力波形をご確認下さい。出力可能な最大振幅V
pp
と周波数fの関係はスルーレートSRで制限され、V
pp
MAX=SR/(πf)の関係があります。振幅を見直すかスルーレートの高いオペアンプをご検討下さい。
④オペアンプの利得帯域幅積(GBW)の影響
入力周波数×利得設定がオペアンプの利得帯域幅積(GBW)を超えると、利得が設計値に対して低下してきます。SPICEシミュレーション等でご確認下さい。利得設定を見直すかGBWの高いオペアンプをご検討下さい。
Products:
Standard Operational Amplifiers
,
Low Power Operational Amplifiers
,
Low Noise Operational Amplifiers
,
Low Offset Voltage Operational Amplifiers: Input-Output Full Swing
,
Low Offset Voltage Operational Amplifiers: Dual Supply Voltage
,
High Speed Operational Amplifiers
Please Wait...