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コンパレータについて、入力端子電圧<下側電源電圧(VEE/VSS/GND)となった場合(負電圧印加等)の挙動や懸念点を教えて下さい。
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コンパレータについて、
入力端子電圧<下側電源電圧(VEE/VSS/GND)となった場合(負電圧印加等)の挙動や懸念点を教えて下さい。
全てのコンパレータには下側電源端子から入力端子に向かって静電保護ダイオードがあります。入力端子電圧が、"下側電源電圧-0.6V"付近になるとダイオードがONし電流が流れ劣化や破壊の原因になるため、「絶対最大定格の同相入力電圧」下限値の"下側電源電圧-0.3V"を下回らないようにして下さい。"下側電源電圧-0.3V"を下回る場合は、対策として入力端子と直列に抵抗を接続しダイオードの電流を10mA以下に制限して下さい。
なおICの挙動としては、入力への負電圧印加は「電気的特性の同相入力電圧範囲」外となるため正常動作はせず、意図しない出力(HighまたはLowに固定される)を生じます。
Products:
Standard Comparators
,
High Speed Comparators
,
Low Power Comparators
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