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ロームと愛知製鋼がセンサ事業で業務提携

発表日:2013-02-04

ローム株式会社(本社:京都市、社長:澤村 諭)と愛知製鋼株式会社(本社:愛知県東海市、社長:藤岡高広)は、センサ事業分野において業務提携を行い、両社の技術を融合し、開発・生産での協力関係を構築することで、今後成長が見込まれるセンサ市場の開拓を推進することに基本合意しました。
ロームは、センシングデバイス事業を成長戦略のひとつとして掲げており、実績の高い近接センサ、照度センサのほか、2009年にグループ会社化した米国 カイオニクス社の加速度センサ、ジャイロセンサなど幅広いセンサラインアップにより、スマートフォンやタブレット、パソコン等への販売強化を進めてきました。近年は、市場の小型化要求に応えるため、各種センサの複合化にも取り組んでおり、次世代の複合センサ(9軸、10軸等)の開発推進のため、高性能の磁気センサであるMIセンサに注目しておりました。アンドロイドやWindowsでは仕様として規格化され、また様々なロケーションサービスなどの急速な普及が見込まれていることから、MIセンサへの市場要求の高まりが期待されています。
一方、愛知製鋼は、高性能の磁気センサであるMIセンサを活用して、携帯電話やスマホ用の電子コンパスを2002年に市場投入し事業拡大をはかってきました。昨今は、センシング機能の高度化に伴い、MIセンサのコア素材であるMI素子の質的・量的な対応力が望まれていました。
今回の業務提携により、両社のシナジーを活かして、今後も成長が見込まれるセンサ市場への販路拡大を目指します。具体的な提携内容については以下の通りです。

1.業務提携の概要
◆MI素子の製造委託
ロームは、8インチシリコンウエハによるMI素子の高能率量産ラインを敷設し、愛知製鋼からMI素子の製造委託を受ける。製造ライン構築に必要なMI素子製造設備・技術は、愛知製鋼からノウハウを供与、あるいは、ロームとの共同開発で対応する。
なお、愛知製鋼のMI素子製造工場(岐阜工場)は、今後も内製工場として、MI素子をつくるためのコア素材供給と、自社製センサ用のMI素子製造、および試作等に活用する。
◆次世代センサの開発
愛知製鋼のMI素子および磁気センシング技術と、ロームが保有する半導体加工技術の融合により、他社より高性能のセンシングデバイスを開発、製造するとともに、ロームの強みである豊富なセンサラインナップと組み合せることにより、多様化するユーザアプリケーションのニーズに対応する。
◆技術サポート
愛知製鋼は、ロームに対し、磁気センシング技術全般に関するハード・ソフトのサポートを行う。
◆磁気センサの販売
ロームは、完成したMI素子を組み込んだ磁気センサの販売を実施する。

2.提携時期:2013年2月4日

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