ロームでは、2010年に産業機器や車載用途をメインターゲットとしたインテル^® Atom™ プロセッサー E600 製品ファミリー用のInput/Output Hub LSI、パワーマネージメントIC、クロックジェネレータICの量産出荷を開始。2013年には新たに、インテル^® Atom™ プロセッサー E600の後継プラットフォームであるインテル^® Atom™ プロセッサー E3800 製品ファミリー用パワーマネージメントICを開発しました。更には、タブレット用途をメインターゲットとしたインテル^® Atom™ プロセッサー Z3000 製品ファミリー用パワーマネージメントICの開発、量産を開始しました。
また、EEPROMや抵抗器、ダイオード、トランジスタなどの汎用品もリファレンスボードに採用されており、トータルソリューションの提案も可能です。
いずれの商品も、優れたアーキテクチャと先端のプロセス技術で、PC、サーバ市場で圧倒的な存在感を示すインテル社のCPUを組み込みやタブレット端末用途でご採用頂く際の設計工数の削減と設計期間の短縮に寄与します。

ロームは、インテル® Atom™ プロセッサー E3800 製品ファミリー用パワーマネージメントICを開発しました。 今回のパワーマネージメントIC BD9596MWVはローム独自の過渡負荷応答特性をもった電源コアを盛り込んだ16chのシステム電源ICで、2chDCDCコントローラー、3chDCDCレギュレータ、2chIMVP7Liteコントローラ、8chLDO、1chLoad SWを10mm角のパッケージに内蔵しています。 従来はマイコンなどで制御していたSoCに対応した起動シーケンスやクロック機能も内蔵しており、お客様の設計負担を大幅に軽減します。 また、ロームのパワーマネージメントICを使う事により、ディスクリート電源構成の基板エリアと比べ実装面積比50%減、総部品点数比40%減が実現でき、セットの小型化、省スペース化にも貢献します。 ニュースリリースはこちら
	インテル® Atom™ プロセッサー E3800 製品ファミリー用 パワーマネージメントIC

＜ブロック図＞

ロームとグループ会社ラピスセミコンダクタは、総合力を結集し、「インテル^® Atom™ プロセッサー E600 シリーズ」向けチップセットを構成する3アイテム パワーマネジメントIC,クロックジェネレータIC, Input/Output Hubを共同開発しました。
「インテル^® Atom™ プロセッサー E600 シリーズ」はインテル社が組込み用に開発したプロセッサーで、汎用組込CPUボード、産業機器、カーインフォテイメント機器、WEB連携型IPメディアフォンをターゲットに、業界最高のパフォーマンスをもつCISCプロセッサーです。
ロームは、自社のアナログ/リニア技術でパワーマネージメントIC/クロックジェネレータICで多くの実績をもち、またラピスセミコンダクタもロジック技術で高い技術を有しており、今回チップセットをグループ会社として完成させることで「インテル^® Atom™ プロセッサー E600 シリーズ」の性能を最大限に引き出します。
またエンドユーザにもグループ会社としてトータルでサポート出来るため、システム設計の短縮、カスタマイズでのマッチングなどで他社にない付加価値を提供します。

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