
本書では、電池レスでメンテナンス・フリーのワイヤレス・センサ・ネットワークを構築することができるEnOcean(エンオーシャン)通信技術を解説しています。IoT(Internet of Things、モノのインターネット)やM2M(Machine to Machine)のセンサ・ノードに便利な環境発電機能に加えて、センサ・デバイス、無線通信デバイス、電源回路、マイコンで構成されるEnOcean通信技術がどのようなものかをまとめ、基礎から応用例まで詳しく紹介しています。なお、EnOcean通信対応の温度センサ・モジュール「STM 431J」、受信用USBモジュール「USB 400J」を同梱した贅沢な一冊『電池レス無線マイコンEnOcean IoT開発キット』も同時に販売を開始しています。こちらでは、すぐに電池レスEnOcean通信を体験することができます。
書籍の購入については「CQ出版WebShop」の下記Webサイト、もしくは書店からお買い求めください。
『電池レス無線マイコンEnOceanでセンサIoT製作入門』は
http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MTR/MTRZ201704.html
『電池レス無線マイコン EnOcean IoT開発キット』は
http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/48/48041.html
『電池レス無線マイコンEnOceanでセンサIoT製作入門』目次:
基礎編
◎エネルギー・ハーベスティングでIoTを実現する
1-1 EnOcean GmbHという会社について |
◎モジュール・コンフィグレーションとファームウェアの開発方法
4-1 EnOcean提供の開発ツール |
◎超低消費電力無線通信を簡単に実現できる
2-1 スイッチ・モジュール PTM210J |
◎電池レスで配線レスが画期的な応用を生み出す
5-1 EnOceanゲートウェイ開発キット |
◎EnOcean無線通信のハードウェアとソフトウェアの詳細
3-1 Dolphin V4プラットフォームのハードウェア |
実践編
◎EnOceanモジュールの活用とファームウェアの書き換え方
6-1 STM431JとUSB400Jを使ってみる |
◎EnOceanゲートウェイ開発キット・セットで実践する
10-1 EnOceanの開発環境を構築する |
◎TCM410Jによるデータ通信とSTM431Jを使ったゲートウェイ
7-1 双方向データ通信ができるTCM410J |
◎EnOceanで植物とコミュニケーションしてみよう
11-1 「植物ったー」とは |
◎玄関や窓の防犯対策を簡単に実現できる
8-1 ECO200とPTM430Jを使ってみる |
◎iOS/Android端末用ソフト開発ボードkonashiを使用
12-1 Shimotsukiをkonashiに接続する |
◎EnOcean無線通信を使った温度/湿度,大気圧,風速の計測
9-1 温度/湿度と大気圧の計測 |
◎展示会場の温度分布をSTM431J/USB400Jとmbedで収集
13-1 EnOceanによる温度データ・マッピング・システムの概要 |
書籍で紹介されているEnOceanモジュールについて
書籍で紹介されているEnOceanモジュールのデータシートや技術資料については
http://www.rohm.co.jp/web/japan/enocean
EnOceanモジュールの購入についてはコチラ。
ロームとEnOceanの関係
ロームは、豊富なセンサ群と得意とする無線通信技術を中心に、センサネットワーク構築に向けた製品開発、ソリューション提案に取り組んでいます。2012年10月より、アジア企業初となる主幹メンバーとして電池レス無線通信規格推進団体「EnOcean Alliance」に参画し、IoTやM2Mなどの市場に向けてEnOcean通信技術の展開・普及を進めています。
