多入力監視LSI

自動車には様々なECUが搭載されていますが、近年の電装品の増加によりECUの搭載数は増えています。ロームの多入力監視LSIは、スイッチやセンサからの信号の監視および判定を行い、状態をECUのMCUに伝送するLSIです。例えばヘッドライトスイッチのオン/オフ信号を、ワイヤーハーネスを介して受け取り、内蔵の判定用定電流源を用いてスイッチの状態を判定し、シリアルデータに変換してMCUに送信します。スイッチからの信号はクリーンとは言えず、ECUの入力にはノイズ対策や保護のためにコンデンサ、抵抗、ダイオードといった複数の部品がラインごとに必要になります。ロームの多入力監視LSIは保護回路を内蔵することで、ノイズ対策部品を大幅に削減することができる、ECUの入力プラットフォームです。また、入力をシリアルデータとしてMCUに送るので、必要になるポート数が少なくて済み、規模の小さいMCUで対応することできます。増加するECUの小型化とコスト削減、そして信頼性の向上が可能です。

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