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オペアンプとは? 入力オフセット電圧

入力オフセット電圧

入力オフセット電圧とは差動入力回路を有する、オペアンプやコンパレータが持つ誤差電圧のことで、 理想的なオペアンプやコンパレータではオフセット電圧は0Vとなります。
オペアンプやコンパレータの入力端子に同相(同じ)電圧を入力した際に理想的なオペアンプでは出力電圧は出力されませんが、入力オフセット電圧が存在する場合、入力オフセット電圧に応じた出力電圧が出力されます。
この出力電圧を0Vにするために必要な入力端子間の電圧差を入力オフセット電圧と言い、この値は入力換算値となります。
入力換算として表現する利点はオペアンプ・コンパレータは様々な増幅率や回路構成で利用されるため、入力換算電圧として表現すれば、出力電圧への影響を容易に見積ることができます。
オフセット電圧の単位は通常[mV]もしくは[µV]にて表記されます。
値は0に近いほど理想的な状態となります。

入力オフセット電圧のイメージ

同相入力範囲外はオフセット電圧が急激に増加し、オペアンプ、コンパレータとして動作しなくなる領域となります。
また、オフセット電圧の出現頻度を観測すると0Vを中心に正規分布します。
つまり、規定される範囲内で確率的に分布することとなります。
通常、規格値の表記は絶対値で記載されていますので実際は+極性、-極性両方のオフセット電圧を持ちます。

[PDFファイル]オペアンプ・コンパレータの基礎

エレクトロニクス豆知識