高性能 出力カップリングコンデンサレス ヘッドフォンアンプ

概要| 特長1特長2特長3ラインアップ

業界トップクラス 2mAの超低消費電流と高音質を両立

概要

ポータブル機器のコンパクトさやスタイリッシュさ、連続使用時間の長さはエンドユーザの機種決定の大きな要因となります。
ロームは、消費電流を従来の1/2に抑え、出力のカップリングコンデンサを不要にしたヘッドフォンアンプを開発しました。これによりコンパクトでスタイリッシュなセット設計が可能になります。 出力カップリングコンデンサで減衰していた低音再生が可能になり、迫力あるサウンドを再生できます。

主な特長
  • 単一電源動作:2.4V~5.5V
  • 大容量出力カップリングコンデンサ不要
  • 低雑音歪率
  • 低消費電流
  • 負電源回路内蔵
  • 短絡保護/過熱保護内蔵

特長1: 2mA超低消費電流(VDD=3.3V,ステレオ無信号時) & 0.006%低歪率を実現
(VDD=3.3V,RL=16Ω,Po=10mW)

ヘッドフォンアンプは通常、回路電流を抑えると歪率が悪化するトレードオフの関係にあります。今回ロームが開発したヘッドフォンアンプは、独自の回路構成を採用することで、業界トップの2mAの低消費電流と0.006%の低歪率を両立することに成功しました。この2mAの消費電流は、同一条件下で従来の出力カップリングコンデンサレスのヘッドフォンアンプとの比較で、約半分に抑えています。
2mA超低消費電流(ステレオ無信号時,V.3=3VDD) & 0.006%低歪率を実現(Wo=10mP,W61=RL,V3.3=VDD)

特長2: ダイレクト接続で重低音再生

ロームの出力カップリングコンデンサレス ヘッドフォンアンプは、安定度の高い負電源チャージポンプ回路を内蔵し、 グラウンド基準で信号処理することで大容量出力カップリングコンデンサを不要にし、ヘッドフォンとダイレクトな接続が可能になります。これにより従来出力カップリングコンデンサで減衰していた低周波域の再生も可能になり、より迫力あるサウンドを再生できます。
ダイレクト接続で重低音再生

特長3: 2.1mm×2.1mm超小型WL-CSPパッケージ

今回、出力カップリングコンデンサレスに加え、ロームはパッケージに2.1mm×2.1mmの超小型WL-CSPパッケージを採用しました。従来8ピン程度のヘッドフォンアンプと2個の大容量コンデンサ(電解コンデンサ)で実現していた回路に比べ、実装面積を約1/5にまで抑えることに成功しました。またコンデンサの高さで薄型化が困難だったセットも更なる薄型化、コンパクト化が可能です。
2.1mm×2.1mm超小型WL-CSPパッケージ実装面積比較

ラインアップ

品名 電源
電圧
(V)
無信
号時
電流
(mA)
電圧
利得
(V/V)
出力
電力
(mW)
THD+N
(%)
出力
雑音
電圧
(μ Vrms)
PSRR
(dB)
パッケージ 備考
BD88200GUL 2.4 to 5.5 2.0 外付け
抵抗で設定
80
(VDD=3.3V
RL=16Ω)
0.006
(VDD=3.3V
RL=16Ω)
10 -80
(f=217Hz)
VCSP50L2
(2.1mm×2.1mm
H=0.55mm Max.)
バーチャル
グラウンド
基準出力
BD88210GUL -1.0
BD88215GUL -1.5
BD88220GUL -2.0
BD88400GUL 外付け
抵抗で設定
グラウンド
基準出力
BD88410GUL -1.0
BD88415GUL -1.5
BD88420GUL -2.0


カップリングコンデンサレスヘッドフォンアンプ以外にも独自の技術を活かしてお客様のニーズに沿ったLSI製品開発を進めるとともに、さらなる製品シリーズの拡充に努めてまいります。
 

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