清華大学とロームが共同で「清華 - ローム技術フォーラム2015」を開催!
「センサネットワーク」で産学連携の成果と取組みを情報発信

2015年5月15日

清華ローム電子工程館

中国・清華大学(中国・北京市)とローム株式会社(本社:京都市)は、 2015年5月8日に清華大学「清華ローム電子工程館」内において、 「清華-ローム国際産学連携フォーラム2015(Tsinghua-ROHM International Forum of Industry-Academia 2015:TRIFIA2015)」を開催いたしました。

6年目を迎える今回のフォーラムでは、清華大学 ソフトウェア学院のProf. Yunhao Liu様による基調講演のほか、 Sensing and Sensor Network Technologies にフォーカスしてワークショップを実施しました。 また、ロームが提供する不揮発ロジックを用いて、清華大学Liu教授が試作された不揮発CPUを題材にした論文が、 IEEEの"Symposium on High Performance Computer Architecture"において、最優秀論文賞に選出された事を記念し 、Liu教授による特別講演を実施すると共に、大学関係者のみならず、 内外の産業界からご来賓にも多数ご参加いただきました。

会場風景 会場風景

清華大学とロームの産学連携に関して、清華大学 副校長 薛其坤様およびローム株式会社 常務取締役 高須秀視は 下記のように述べています。
清華大学 副校長 薛其坤様 : 「今回フォーラムの成功は、ロームと清華大学の間で長期的に進める共同研究のレベルアップと、 より一層の連携強化に繋がりました。」
ローム常務取締役 高須秀視 : 「新たなイノベーションを生み出すためには、鳥(3次元)・魚(トレンド)・蟻(深掘り)の『3つの視点』と、 分野・文化国籍・自己の『3つの壁を乗り越えること』が重要になります。 学術進展と企業目的を達成するために、アカデミックとビジネス・中国と日本という 異なる文化が交流できる貴重な場として清華大学とローム株式会社の連携を重視し、活動を進めて行きたいと考えています。」

清華大学 副校長 薛其坤様

清華大学 副校長 薛其坤様

ローム常務取締役 高須秀視

ローム常務取締役 高須秀視

<清華大学とロームの取り組み>

清華大学とロームは、2006年4月に先端技術開発の為の共同研究、技術交流を進めるため、 「包括的産学連携契約」を締結し、「フォトニック技術を用いたバイオセンシング機構の開発」を皮切りに LSIや半導体素子、オプティカルデバイスやモジュール、バイオセンシングなど 幅広いテーマに渡って共同研究や技術交流を行ってきました。
2010年には、より一層の技術交流のため、「清華-ローム国際産学連携フォーラム(TRIFIA)」を開催。 以来、毎年その時々の注目テーマを題材とした技術セッションを実施しております。
また、2011年の清華大学100周年には、相互の産学連携を更に強化するための拠点として、 大学構内に「清華-ローム 電子工程館」を寄贈。2012年1月には、電子工程館内にロームとしての研究施設を新設し、 清華大学とセンサ&ネットワーク技術、パワーエレクトロニクス技術、デジタルテレビ用LSI等、 多くの分野で成果を上げるに至っております。

ロームでは、今回のフォーラムが清華大学とロームの間で長期的に進める共同研究のレベルアップと、 より一層の連携強化につながるものと期待しており、今後もあらゆる市場に貢献すべく、連携を深めてまいります。

<フォーラムの詳細>

1.開催場所 : 清華ローム電子工程館
2.開催スケジュール

   開催日:2015年5月8日(金) 9:30~17:00

(午前の部)

9:30~9:40 開会の辞 清華大学 副校長 薛其坤
9:40~9:50 ご挨拶 ローム株式会社 常務取締役
清華大学 客員教授 高須 秀視
9:50~10:00 ご挨拶 清華大学 人事部長 王希勤
10:00~10:40 基調講演 "On Large Scale Sensor Networks" 清華大学 ソフトウェア学院長 刘云浩
10:40~11:20 受賞祝賀及び記念講演
"Ambient Energy Harvesting Nonvolatile Processors"
清華大学 電子工学科 副教授 刘勇攀
11:20~12:00 招待講演 "Sensor for the Internet of Things" フラウンホーファー研究機構 EMFT
Dr. Christoph Kutter

「Workshop (Presentation & Panel Discussion): Cross-Layer Sensor Network Design」
13:00~17:00

注目を浴びているInternet of Everything (IoE)を構成するために必要となるウェアラブル及びInternet of Things (IOT)分野の技術とそれらに適用する低電力無線センサーネットワーク(WSN)技術の展開について議論が行われました。 その中で、素子・回路・システムのレベル間で双方向的なクロスレイヤー・デザインが低電力WSNソリューションの成功に重要な要素であることが示され、その話題はフレキシブルエレクトロニクス、プリンタブルエレクトロニクス、 先進的プロセッサやコンピューターアーキテクチャー、低電力メモリや不揮発CPU導入等の先進的な低電力設計技術から、 アプリケーション視点のアプローチに及ぶものとなりました。

「Tutorial : Fundamentals of Semiconductor Technologies」
13:00~16:45

教育的講演:半導体素子機能を実現する基本的な理論や実用的な戦略についての講演。 ロームの講演者から、ビジネスを志向したイノベーション、発光ダイオードや半導体レーザーの技術的な進展とその製法、 不揮発性CPUと次世代市場に向けた製品についての紹介をいたしました。

「Poster Session : Advanced & Emerging Technologies」
12:00~17:00

清華大学とローム株式会社の連携体制と成果、双方のアクティビティについてポスターセッションを実施しました。

この件についてのお問い合わせ