LED照明とEnOceanスイッチが「京都非公開文化財特別公開」の展示用照明として採用
東寺および妙心寺の重要文化財を傷つけないシステムとして高い評価

2014年10月31日

ローム株式会社(本社:京都市)のLED照明および電源、配線、メンテナンス不要のEnOceanスイッチシステムが、2014年10月31日~11月9日に東寺や妙心寺などで開催される「第50回記念 京都非公開文化財特別公開」(主催:公益財団法人京都古文化保存協会)の展示用照明として採用されました。

「京都非公開文化財特別公開」は昭和40年にはじまった文化財愛護の普及啓発事業で、今年は開催50周年と「古都京都の文化財」世界遺産登録20周年を記念し、世界遺産登録の7か所を含む18か所が公開されます。
今回、LED照明システムを採用いただいたのは、「東寺灌頂院」と「妙心寺三門」の2か所です。いずれも照明設備が整っておらず、文化財を保護した上で来場者の皆様に本来の魅力をしっかりと伝えることが課題でした。

ロームの半導体技術を活かした各種LED照明は、目に優しい広がりのある明かりが大きな特長で、LEDにありがちなギラツキやまぶしさがほとんどありません。演色性の高い製品を使用するとともに光の当て方を工夫することにより、文化財がもつ本来の色を忠実に再現しております。
また、妙心寺三門には、EnOceanスイッチを導入。観音菩薩像や十六羅漢像、極彩色鮮やかな飛天や鳳凰、龍の図を4段階に分けた照明演出により、美しく、魅力的に照らし出しています。

東寺灌頂院 両界曼荼羅図

東寺灌頂院 両界曼荼羅図

妙心寺三門 観音菩薩像/十六羅漢像

妙心寺三門 観音菩薩像/十六羅漢像

50回記念 京都非公開文化財特別公開の詳細情報はこちらpdf(244.61KB) 京都古文化保存協会サイトへリンクします。

この製品についてのお問い合わせ