電源レス・配線レスの無線規格"EnOcean"対応
IoTゲートウェイ向け開発キットを共同開発

2014年4月10日

ローム株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:澤村 諭、以下「ローム」)と株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役社長:実吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)は、電源レスかつ配線レスの無線通信規格「EnOcean」を活用したIoTゲートウェイ向け開発キット「CS-A420W-ENOCEAN」を共同で開発しました。
同開発キットは、ARMプロセッサ搭載・Linux対応の組み込みCPUボード「Armadillo-420」(以下「Armadillo」、アットマークテクノ製)をベースにEnOceanの各種センサモジュールをセットしたもので、無線LANや有線LANを通じてインターネット接続することが可能です。1個からの購入が可能でサポート体制も充実しているため、クラウド連携まで視野に入れた「 IoTゲートウェイ(IoT=Internet of Things:モノのインターネット)」の実現・導入を容易にします。

「EnOcean(エンオーシャン)」は、光や温度、振動など比較的微弱なエネルギーを集めて電力に変換する「エネルギーハーベスト技術(環境発電技術)」の一つで、変換した電力で無線通信する国際規格(ISO/IEC 14543-3-10)です。電源レス・配線レスのエコな無線技術としてスマートホームやビルオートメーション分野で特に注目され、世界中で急速に普及が進み、特に欧州では、ビルや工場などの照明システムやセンサネットワークとして40万棟以上の採用実績があります。

「Armadillo(アルマジロ)」は、ARMプロセッサ搭載の小型・省電力組み込みCPUボードです。LAN・無線LANインターフェースに対応している他、Linux搭載でインターネットとの親和性が高くクラウドとも連携しやすいので、IoTゲートウェイのプラットフォームとして最適です。また、ARMプロセッサの性能を活かし、データロガーやデータ解析などのインテリジェントな付加機能を追加することもできます。

ロームとアットマークテクノは、ArmadilloをIoTゲートウェイとしてEnOceanセンサとセットで提供していくことを通じ、EnOceanの更なる普及促進を図っていきたいと考えております。

セットで提供

EnOcean対応 IoTゲートウェイ開発キット

■セット内容(EnOceanゲートウェイ開発キット、型番: CS-A420W-ENOCEAN)

・Armadillo-420 WLANモデル開発セット(※無線LANモジュール付き)
・EnOcean受信用USBモジュール
・EnOceanセンサセット(スイッチセンサ、マグネットセンサ、温度センサ)

■販売

上記のセットは、ローム製品およびアットマークテクノ製品の両方を取り扱うコアスタッフ株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:戸沢 正紀、以下「コアスタッフ」)が販売を行い、2014年4月10日に価格62,000円(税抜)で発売します。いずれもそのまま製品化に採用可能な仕様で、量産のご相談や技術的なお問い合わせについてもコアスタッフで受け付けます。

・販売窓口:コアスタッフ株式会社
オンラインショップ: http://www.zaikostore.com/zaikostore/

■株式会社アットマークテクノについて

アットマークテクノは、札幌に本社を構える組込みプラットフォームの開発メーカーです。ARM搭載組み込みプラットフォーム「Armadillo」、FPGA搭載「SUZAKU(朱雀)」の2ブランドを展開し、いずれも試作から量産までそのまま使用することができます。
詳細は、 http://www.atmark-techno.com/ をご覧ください。

■ローム株式会社について

ローム株式会社は、1958年(昭和33年)設立の半導体・電子部品メーカーです。自動車・産業機器のほか、民生・通信など多様な市場に対し、品質と信頼性に優れたLSIやディスクリート、電子部品を供給するとともに、システム全体を最適化するソリューション提案を行っています。
また、豊富なセンサ群と得意とする無線通信技術を組み合わせたセンサネットワーク構築に取り組み、2012年10月には、アジア企業として初めて次世代無線通信規格推進団体「エンオーシャンアライアンス」の主幹メンバーに就任。HEMS、BEMSなど新市場への展開・普及を図っています。
詳細は、http://www.rohm.co.jp/ をご参照ください。

EnOcean製品紹介ページ

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