革新的な固体水素源型燃料電池システムの実用化、普及を促進する
産官学一体の「京都燃料電池アライアンス」を発足

2014年1月10日

これまでローム株式会社(本社:京都市)及びアクアフェアリー株式会社(本社:京都市)、京都大学が中心となり、さまざまな企業等と連携して固体水素源を用いた燃料電池システムを開発してまいりましたが、このたび、早期の実用化と普及促進を目指して、「京都燃料電池アライアンス」を発足する運びとなりました。

1月9日(木)には、京都市成長産業創造センター(京都市伏見区)においてキックオフミーティングを実施。アライアンスに参加する企業16社、地方自治体のほか、経済産業省や独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)など、多数のご来賓にも列席いただきました。

本アライアンスは、同業者による共同組織でなく、研究開発、製品化、量産技術、燃料供給、工業デザイン、ユーザーニーズ、実証実験フィールドの提供など、新しい燃料電池システムを確立するための多岐にわたるメンバーでの構成を目指しております。(産官学垂直連携方式)
 今後、水素化社会を目指した新しい固体水素源(水素化カルシウム)による燃料電池の実用化、普及を促進する唯一の業界団体として、年度内の法人化への在り方も含めて検討して参ります。

産学官連携 京都燃料電池アライアンス

<背景>
固体水素源燃料電池システムは、平成25年度~平成26年度の2年間にわたり新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より助成を受け、非常用携帯電源として、地方自治体を中心とした実証試験を進めております。2013年10月には、CEATEC JAPAN 2013(千葉・幕張)において、CEATEC AWARD(コアテクノロジー部門グランプリ)を受賞するなど、実用化に各方面から高い期待をいただいています。
一方で、世界的にも例を見ない全く新しい固体水素源を使用した燃料電池であることから、実証フェーズ後の産業化フェーズに進めていく過程は、単に製造体制、燃料供給体制の確立にとどまらず、政策・法制・安全性や信頼性などの国際標準化のほか、部材供給体制、応用技術の開発から製品組み立て、安全性テスト、更にはリサイクルなどの次世代の核となる技術やユーザーの立場としての意見の反映など多岐にわたる知恵と力の結集が必要となります。
そこで今回、京都市成長産業創造センター(京都市伏見区)2階を拠点とした「京都燃料電池アライアンス」を発足し、固体水素源(水素化カルシウム)による燃料電池の実用化、普及を促進する唯一の業界団体として活動を開始するものです。

<第1回 キックオフミーティングの模様>
キックオフミーティングの様子 発足の挨拶をする京都大学 平尾教授 懇親会には京都市 門川市長も列席されました

キックオフミーティングの様子

発足の挨拶をする京都大学 平尾教授

懇親会には京都市 門川市長も列席されました

<京都燃料電池アライアンス概要>
1. 本アライアンスの目的
次の5つの主要な柱を目的としております。
①製品の規格化 ②技術の国際標準化 ③特許戦略等新技術の確保
④安全性の確保 ⑤ユーザー側意見の反映
 
2. アライアンスの構成
(ステアリングコミッティ)
・京都大学 工学研究科 教授 平尾一之
・東洋製罐株式会社 営業本部 常務執行役員副本部長 八岡泰樹
・ローム株式会社 研究開発本部 副本部長 神澤 公
・アクアフェアリー株式会社 代表取締役社長 相澤幹雄
・公益財団法人京都高度技術研究所 産学連携担当本部長 向井雅昭
 
(ユーザー)
・株式会社近計システム 他
 
(開発)
・東洋製罐株式会社 ・東洋エアゾール工業株式会社
・株式会社UL Japan ・京都試作ネット
・共進電機株式会社 ・株式会社KYOSOテクノロジ
・アクアフェアリー株式会社 ・Design Basic(秋田道夫)
・ローム株式会社 他 計16社
 
(地方自治体等)※予定含む
・京都府 ・京都市 ・秋田県産業技術センター
・島根県 ・三重県 ・公益財団法人京都高度技術研究所

固体水素源型燃料電池特設ページ

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