ロームとアヴネット・インターニックスが共同でザイリンクス7シリーズFPGAおよび
Zynq™-7000 All Programmable SoCに最適な電源モジュールボード販売を開始
産業機器の高性能化、低消費電力化に貢献

2013年7月9日

電源モジュールボードローム株式会社(本社:京都市)と、電子部品およびエンベデッド・ソリューションの大手商社である米国アヴネット・エレクトロニクス・マーケティング・グループ(アヴネットEM)の日本における事業会社、アヴネット・インターニックス株式会社(本社:東京都)は、ザイリンクスの製品である、ザイリンクス7シリーズFPGAおよびZynq™-7000 All Programmable SoCの評価キットに最適な電源モジュールボードを共同開発しました。

ロームは、高品質かつ高信頼性の電源モジュール・ソリューションを提供するアヴネットのグローバル設計チームと共同開発を行った日本初のメーカーとなります。 日本市場の要求が反映された今回の電源モジュールは、アヴネット設計のミニ・モジュール・プラス開発システム用電源として、アヴネット・インターニックスが7月より販売を開始し、全世界で販売およびサポートを行います。

ザイリンクスは世界を代表するAll Programmable FPGA、SoC、および3D ICのメーカーです。FPGAは機器に実装した後でも、プログラムを変更することによって回路を再構成できる特徴から産業機器分野などで広く使用されています。 アヴネットEMは、ザイリンクスのチップをコアとした多種多様な評価ボードや評価キットの設計と製造、そしてリファレンス・デザインに関して、ザイリンクスと25年にわたり協力関係を続けており、全世界での販売・技術サポート体制を提供しています。日本市場においては、2005年にアヴネット ジャパンを設立し、技術マーケティング、流通販売、サポート業務を行っています。
一方、ロームは、電源ICをはじめとしたアナログ回路技術で高い実績を誇るとともに、周辺部品であるディスクリート部品も高品質製品を豊富に取り揃えています。加えて、国内外において充実した品質サポート体制を有しており、近年は産業機器分野を重点市場として位置づけ、当該分野向けに様々な製品開発や拡販活動も行ってまいりました。

ロームの電源モジュールボードには、ザイリンクス7シリーズFPGAが必要とする高速過渡応答性に優れたH3RegTMテクノロジーを採用した電源IC「BD95601MUV」と「BD95602MUV」が搭載されています。入力電圧12Vから、FPGAが必要とする厳しい電圧精度仕様を満たす8種類の電源電圧を生成し、起動時の電源シーケンスにも対応しています。 また、過渡応答が高速であるばかりでなく95%という高効率を達成しており、パルススキップ動作によって軽負荷時にも高効率を維持します。

高性能で最適化されたロームの電源モジュールボードとアヴネットの評価キットを組み合わせることで、ユーザーは設計の負荷を軽減することができ、市場投入までの時間を短縮することができます。

ロームとアヴネットは、今回の共同開発を機に今後さらに連携を深め、ユーザーの製品開発を加速する多様な評価キットや電源モジュールボードを開発および製造し、その販売からサポートまでを一貫して提供してまいります。

※ローム電源モジュールボードの詳細は、アヴネット・インターニックス、評価ボード&キットのページをご参照ください。

ローム株式会社 LSI商品開発本部 副本部長の大谷 憲司は、以下のように述べています。
「ロームは、アナログ回路技術を得意とし、高効率かつ高性能の電源ICを数多く有するとともに、トランジスタやダイオード、抵抗器といった周辺部品についても高品質な製品を豊富に取り揃えています。さらに国内外において充実した品質サポート体制を誇っており、ユーザーが安心して電源モジュールボードを導入することができます。
ロームでは近年、産業機器分野を重点市場として位置づけていますが、今回ザイリンクス社およびアヴネット社と協力してFPGAの電源市場に参入することにより、産業機器分野での最適なソリューション提案を拡充していきます。」

アヴネット・インターニックス株式会社 執行役員 第一事業本部 本部長の向山 博之は、以下のように述べています。
「アヴネットは、機能が豊富で魅力的な価格の評価ボードを提供すべく、数多くのサプライヤと協力してきました。今回のローム株式会社とのコラボレーションは日本メーカーという意味でも初めてとなり、電源ICを含むアナログ回路技術に関して豊富な経験をもち、広範な製品サポート体制を有するロームとの協力関係を非常に嬉しく思っております。すでに市場実績のあるザイリンクスのコア・チップ評価キットに向けた、初の日本開発電源ソリューションを発表できることに興奮を隠せません。我々のザイリンクスとの関係とロームとのパートナシップがリンクしたことにより、将来、より多くの評価ボードやキットに対し、今まで以上に高品質の電源ソリューションを提供することが可能になりました。これによって、お客様の製品設計が簡単かつ迅速になり、共通のお客様の成功を促進できると考えています。」

ザイリンクス社について
ザイリンクスは、All Programmable FPGA および SoC、3D IC の世界的なリーディング・プロバイダーです。業界をリードするこれらデバイスを次世代設計環境および IP と共に提供することで、プログラマブル・ロジックからプログラマブル・システム・インテグレーションまで、幅広いユーザー・ニーズに応えます。詳細はwww.xilinx.comを参照ください。

ローム株式会社について
ローム株式会社(代表取締役社長 澤村 諭)は、1958年(昭和33年)設立。民生機器市場、携帯電話及び通信機器、自動車関連機器をはじめとする幅広い市場分野でシステムソリューションを展開しており、グローバルに展開している開発・営業ネットワークを通じて品質と信頼性に優れたLSIやディスクリート半導体を顧客に供給しています。本社所在地は京都府京都市、2013年3月期の連結売上高2,924億円、社員数20,203人です。詳細は、http://www.rohm.co.jpをご参照ください。

アヴネット日本リージョンについて
アヴネット日本リージョンはアヴネット・エレクトロニクス・マーケティング・グループの地域部門として、営業販売業務を行う2つの事業会社、アヴネット・インターニックス株式会社とユニダックス株式会社、および両社の間接業務を担うアヴネット・イーエム・ホールディングス・ジャパン株式会社より構成されます。アヴネット・インターニックスとユニダックスの両社は、エレクトロニクス製品製造業(EOEM)や受託製造サービス(EMS)プロバイダー向けに、最先端メーカーの電子部品を供給し、付随するデザインチェーン および サプライチェーン・サービスを提供しています。アヴネット日本リージョンはまた、海外の事業会社、アヴネット・ユニダックスを中国および東南アジアの5カ国9拠点に展開し、シンガポールを拠点とするアヴネットEMジャパン・アジアが間接業務をサポートしています。
アヴネットEM日本リージョンのウェブサイト: www.em.avnet.co.jp

アヴネット・エレクトロニクス・マーケティングについて
アヴネット・エレクトロニクス・マーケティングは、アヴネット社(本社:米国フェニックス州)の事業部門の1つです。世界70カ国以上で、エレクトロニクス製品製造業(EOEM)や受託製造サービス(EMS)プロバイダー向けに、最先端メーカーの電子部品を供給し、付随するデザインチェーン および サプライチェーン・サービスを提供しています。アヴネット・エレクトロニクス・マーケティング・グループのグローバルでの2012年度の売上は149億ドルで、アヴネット社全体の売上高257億ドルの約57%を占めています。
アヴネットEMグループのウェブサイト: www.em.avnet.com