Frequently Asked Questions (showing 1 to 5 of 22)

  • 絶対最大定格を一瞬だけ越えての使用はできますか?

    絶対最大定格を越えての使用は一瞬だけでもできません。ブレークダウンしてトランジスタが破壊したり、hFEが低下するなど劣化の可能性があります。単発パルスの場合、使用できる範囲は安全動作領域(SOA)をご確認下さい。連続パルスの場合は電力計算や素子温度の計算が必要になります。詳しい判断手順は、「使用可否判断方法」・「素子温度の計算方法」をご参考下さい。(また、合わせて "ディレーティング"に関する項も ...

  • デジタルトランジスタ(デジトラ)の基本的な考え方を教えてください。

    デジタルトランジスタ(デジトラ)は、バイポーラトランジスタに抵抗を追加したものです。通常のバイポーラトランジスタ  抵抗R1(入力抵抗)を追加  抵抗R2(EB間抵抗)を追加■抵抗R1について・抵抗R1の役割:入力電圧を電流に変換してトランジスタの動作を安定させる。バイポーラトランジスタは、入力(ベース端子)にICなどの電圧出力を直付けして電圧制御で動作させると、動作が不安定になります。ICとベー ...

  • デジトラの内蔵トランジスタに入るベース電流の計算方法は?

    DTC114EKAを例に以下説明します。デジトラの動作時には内蔵トランジスタのエミッタ-ベース間(EB間)の順方向にベース電流が流れているため、EB間には順方向電圧(25℃で約0.7V)がかかっています。デジトラでは内蔵トランジスタのEB間と抵抗R2が並列に接続されているため、R2にも同じ0.7Vが印加されています。したがってR2にはIR2=0.7V/10KΩ=70μAの電流が流れていることが分か ...

  • 周囲温度が変わった時にどのような事に注意が必要ですか?

    許容損失(Pc)は周囲温度(Ta)に合わせて、軽減(ディレーティング)する必要があります。以下のグラフからトランジスタにかかる電力を周囲温度に合わせて軽減して下さい。安全動作域(SOA)のディレーティングも必要ですので詳しくは「ロームのトランジスタを安心してお使いいただくために-TR使用可否判断方法」をご参照ください。また、電気的特性では 例えばバイポーラトランジスタ/デジタルトランジスタの場合, ...

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