よくあるお問い合わせ | ローム半導体 ROHM

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FAQ Category

Datasheetの条件等の表記について

製品の種類/特長/相違点について

シミュレーションモデルについて

両電源・単電源について

電源/GND逆印加(逆接続)について

未使用回路/端子、NC端子処理について

絶対最大定格(電圧/電流/温度)について

静電破壊について

ダイオード(静電保護)について

動作電源電圧(範囲/変動)について

端子電圧投入シーケンスについて

電源が未印加/OFF/0V時について

電源電圧以上の端子電圧印加について

PSRR/CMRRについて

電力消費(負荷側/IC側)について

入力電圧(アナログ/同相/差動)について

入力電圧(負電圧印加)について

入力オフセット電圧について

入力バイアス電流について

+入力/-入力端子の状態について

入力/出力インピーダンスについて

出力電圧の特性について

出力電流について

出力端子印加(ショート/電圧/電流)について

電源(バイパス)コンデンサについて

入力コンデンサについて

出力コンデンサについて

スルーレート(SR)について

電圧利得について

位相余裕（補償）、発振、安定性について

歪/直線性について

帰還抵抗、出力設定について

コンパレータとしての使用について

フィルタ回路について

出力オフセット電圧について

内部抵抗について

動作周波数、周波数特性(ｆ特)について

FAQ's

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オペアンプについて、
各電気的特性項目の意味を教えて下さい。
- 各電気的特性項目の意味は、Datasheetに記載の電気的特性用語説明をご参照下さい。

オペアンプについて、
Datasheetの規格値には、温度や電源電圧による変動も含まれますか？
- Datasheetに特に条件が記載されていない場合は、温度や電源電圧による変動は含まれません。

オペアンプについて、
CMOSオペアンプとバイポーラオペアンプの違いを教えて下さい。
- CMOSオペアンプの特長として、極めて小さい入力バイアス電流(pAオーダー)と低消費電力があげられます。CMOSプロセスは耐圧が低いため、低電源電圧のアプリケーションに適しています。バイポーラオペアンプは、CMOSオペアンプより入力バイアス電流、消費電流は多いですが、高耐圧化が容易で、低ノイズ、低オフセット、広帯域が特長です。

オペアンプについて、
両電源オペアンプと単電源オペアンプの相違点と使用上の違いを教えて下さい。
- 一般的に単電源オペアンプは0V(GND)基準にVCC(VDD)を印加して使用し、両電源オペアンプはGND基準にVCCに正電圧、VEEに負電圧を印加して使用します。入力電圧が同相入力電圧範囲を超えなければ単電源/両電源オペアンプどちらも区別なく単電源/両電源で使用可能です。入出力のダイナミックレンジ(使用する電圧範囲)から単電源/両電源オペアンプを選択します。

オペアンプについて、
グランドセンス、入出力フルスイング、出力フルスイングの違いを教えて下さい。
- グランドセンスは、グランドレベルの入力信号まで動作可能です。入出力フルスイングは、入出力ともグランドから電源電圧まで動作可能で、Rail-to-Railとも呼ばれます。出力フルスイングは、グランドから電源電圧の範囲で出力可能です。

オペアンプについて、
ボルテージフォロワに適さない製品はありますか？
- オペアンプの中には、位相余裕が少なくボルテージフォロワにすると発振する製品も存在しますが、ロームのオペアンプは、位相余裕が確保されているためボルテージフォロワで使用した場合でも問題ありません。

オペアンプについて、
BA3472YFV-CとBA3472WFV-C、BA3474YFV-CとBA3474WFV-C、BA4564RFVとBA4564WFVの違いを教えて下さい。
- W付き品番は、Wなし品番の入力オフセット電圧選別版です。他の特性は同じです。

オペアンプについて、
電源端子とGND端子に逆電圧印加した場合の懸念事項はありますか？
- 電源端子とGND端子を逆電圧印加した場合、VCC(VDD)-VEE(VSS)間の静電保護ダイオードに電流が流れ劣化や破壊につながります。

オペアンプについて、
未使用回路(チャンネル)の端子処理の推奨方法と注意点を教えて下さい。
- 消費電流や出力を安定させるため、未使用回路の出力と反転入力端子を短絡し(ボルテージフォロワ)、非反転入力端子は同相入力電圧範囲内の電圧(例えば電源電圧の中点)に接続する端子処理方法を推奨しています。グランドセンスタイプのオペアンプは入力をVEE(VSS)にプルダウンすることで対応できます。
  一方、非反転入力端子と反転入力端子を短絡し、VCC(VDD)またはGND(VEE/VSS)に接続する処理方法も劣化や破壊については問題ありません。この場合消費電流が多少増加する点と、出力が入力オフセット電圧によって"H"、"L"不定になる点にご注意下さい。
  上記いずれの場合も出力端子を電源等に短絡すると大電流が流れる可能性があるため、出力端子はオープンにして下さい。

オペアンプについて、
+入力端子と-入力端子を短絡した場合の出力の挙動を教えて下さい。
- 入力端子を短絡した場合、出力は入力オフセット電圧がオープンループゲイン倍で増幅され、最大出力電圧はHighもしくはLowを出力しますが、短絡された入力がオープンの場合は出力が不安定になります。

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