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リスクマネジメント・BCM

リスクマネジメント・BCM体制

タイの生産拠点におけるBCP訓練の様子(止水壁の組み立てと排水ポンプの起動訓練) タイの生産拠点におけるBCP訓練の様子(止水壁の組み立てと排水ポンプの起動訓練)

ロームグループでは、事業活動が経済、環境、社会に及ぼす影響のうち、好影響をロームグループにとっての「機会」ととらえ、CSVにつなげ、さらに発展させることを目指しています。

一方で、及ぼす、あるいは及ぼしかねない悪影響を「リスク」ととらえ、これを防止・抑制し、最小限にとどめるための対策を講じています。

 「リスク」対策の検討はCSR委員会の下部組織であるリスク管理・BCM委員会が担当しており、災害だけでなく人権や環境などに関わるリスクをマップ化し、これを委員会にて年に4回見直しています。

こうした「リスク」のうち、極めて重大なものとして「災害による生産拠点などの操業停止や減産がお客様や社会全体に及ぼす悪影響」を想定しており、BCM(事業継続マネジメント)に注力しています。

また、作成したBCP(事業継続計画)の浸透を図り、実効性を検証するため、各生産拠点でBCP訓練を実施しています。

リスクマネジメント・BCM体制図 リスクマネジメント・BCM体制図

防火・防災管理体制と自主防火パトロール

秋の火災予防運動での全社防火パトロール
(2014年に続いて2015年も実施予定)(毎年実施)
秋の火災予防運動での全社防火パトロール

防火対策委員会と専門部会による「一般防火」「クリーンルーム」「危険物」「地震対策」に関するパトロールと会議を運営し、また職場ごとの火元責任者、消火器管理担当者、地震対策担当者などによる自主点検によって防火管理の強化を図り、火災・災害リスクの低減を推進しています。
また、2015年5月から12月にかけて、海外6工場を各2回、本社スタッフが巡回して、パトロール、訓練指導により、海外グループ会社の防火・防災管理の強化を図りました。

災害への備え、自衛消防隊組織の編成と防火・防災訓練

ローム一斉避難訓練の様子 ローム一斉避難訓練の様子 止水板設置訓練の様子 止水板設置訓練の様子

災害に備えて自衛消防隊組織を編成し、各社の状況に応じて小型動力ポンプ、化学防護服、防災防火衣、救助資機材などを配備しています。また、災害発生時に迅速かつ適切な活動ができるよう火災や地震を想定した実践的な消火訓練、危険物を取扱うクリーンルームでの訓練、地震発生想定訓練も実施しています。さらに地域防災への協力として各地域の訓練大会や総合避難訓練に積極的に参加しています。2015年11月には総員1,896名にのぼる本社一斉避難訓練を実施し、震災に備えました。

また、水害対策として2014年3月に地下のある主要建物に止水板を設置し、2015年9月に自衛消防隊による(止水板、土のう設置といった)水害対策訓練を実施しました。更に夜間休日を想定して、2015年10月にシフト毎夜間避難訓練も実施しました。なお、BCPにおいて周辺火災発生時に自衛消防隊の出動や消防用設備の提供を実施することを定めています。

BCP訓練の実施

タイの生産会社での訓練の様子 タイの生産会社での訓練の様子

2015年9月、タイの生産会社において、洪水発生を想定したBCM対策本部訓練を実施しました。2011年の洪水の経験を生かして作成したアクションプランに基いて「上流域で洪水が発生した場合」、「工業団地の止水壁が機能せず、2011年と同等の洪水に見舞われた場合」の各フェーズごとに実施事項等を確認しました。
また、洪水対策として準備している止水壁を組み立て訓練、排水ポンプの起動訓練、ボートの操縦訓練など、洪水発生時に利用する物品のチェック、必要となるスキルの訓練も実施しました。

ロームでの訓練の様子 ロームでの訓練の様子

2015年11月にロームにおいて、地震発生を想定したBCM対策本部訓練を実施しました。
4回目となる今回は、訓練を二部構成とし、第一部では初動対応に関する模擬訓練を、第二部では地震発生後に想定される対応についてディスカッションを実施しました。
実践的な訓練を継続することで、会社としてのBCP対応力の底上げを図ることが出来ました。
ロームグループでは、作成したBCPが計画で終わらないよう、また、訓練を通してBCPの不具合や課題を見つけるため、継続的に反復してBCP訓練を実施してまいります。

サプライチェーンBCPの推進

ロームグループでは、「社会の持続可能な発展に貢献する」ために、災害や不測の事態に強いBCP(事業継続計画)を構築することが重要な課題と考えています。

お取引先様に対しては「お取引先様による製品代替生産方法」「材料としてなくてはならないクリティカル原材料の調達方法の明確化」「安全在庫の確保」などに関する調査を継続して実施しています。

また、CSR調達セルフアセスメントツール、CSR調達監査などを通してロームグループのサプライチェーンBCPに関する考え方の普及・浸透に今後も努めてまいります。